2018年 新院長あいさつ

「新病院長の宮田です」 (平成30年4月)

  南から桜の便りも聞こえてくる季節となりました。2018年4月より望月泉前院長の後任として病院長を拝命しました宮田剛(みやたごう)と申します。着任にあたり簡単な自己紹介をさせていただきます。北海道留萌に生まれ苫小牧で育ち、札幌の高校を経て東北大学に入学するまで約20年間を北海道で過ごした道産子ですが、岩手県とのかかわりは、医学部卒業後、岩手県立磐井病院での初期研修が最初でした。

  その後、東北大学第二外科教室では食道外科学、外科代謝栄養学を研究分野とし、医師派遣などを担当する医局長業務に携わりながら岩手県立中央病院の輝かしい躍進を外から眺める立場でした。平成26年7月より当院に赴任してからは、消化器外科長、医療安全管理部長、副院長としてやりがいを持って従事させていただいております。学生時代は、水泳、バスケットボール、ラグビーで青春を謳歌しておりましたが、最近では、加齢による体力低下を感じ、また年老いた両親を見るにつけ高齢者を取り巻く社会環境の問題点も、医療者としてだけでなくひとりの生活者として実感しているこの頃です。

  時代とともに病院に求められるものは変化しています。社会の高齢化は、ひとりで数多くのご病気をかかえる患者様の増加をもたらす一方、医学知識や技術が高度になるに従って、医療の専門分化が進み、一人の医師が何から何まで行うことが難しい時代になってきました。命を救う病院と病後回復を専門とする病院、あるいは終末期の緩和的医療の専門と機能分担が進んできており、その中で当院は「高度急性期病院」という選択をしました。 日本人の死因として最も多い「がん」に関しての最新の治療を緩和的ケアとともに提供できるように、狭心症、不整脈など循環器疾患、また脳梗塞をはじめとする脳神経疾患に対しての最高の治療を提供できるように体制を整備するなど、あらゆる救急要請に「24時間断らない医療」を実践すべく常に体制を整えております。この機能が果たせるのも実は盛岡市内、岩手県内の他医療機関との良好な連携があってのことであり、各方面のご協力に感謝申し上げます。

 青森県に次いで東北で2番目に人口当たりの医師数が少ない岩手県においては医師の確保、育成も優先順位の高い課題です。当院本体の機能を堅持しつつ岩手県内地域診療支援を行うことも当院ミッションとして継続しています。また研修教育施設として伝統ある当院は、総合的実力を身に付けた医師を数多く育成して参りましたが、今年度からはさらに新専門医制度が開始となりますので、初期研修を終えた働き盛りの医師が次に進むべき専門医教育課程も整備して、岩手県内に活躍の場を提供しています。 患者様、ご家族、また近隣の医療機関の皆さまから本当に必要とされる病院として今後も改善努力を継続してまいりますので、どうぞこれまで同様、ご指導、ご協力をいただけますようお願い申し上げます。  

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