ペインクリニック・痛みの治療科

ペインクリニック科長
野口 浩輝

   

   

   

   

   

スタッフの紹介

氏名 野口 浩輝(のぐち こうき)
役職名 ペインクリニック科長
出身大学(教室)・卒業年 岩手医科大学(岩手医科大学麻酔科)・平成2年
所属学会・資格等 麻酔科標榜医(厚生労働省)、日本麻酔科学会(麻酔科認定医・麻酔科専門医・麻酔科指導医)、日本ペインクリニック学会(ペインクリニック専門医)

診療内容

ペインクリニック科とは痛みで困っておられる方の治療をする診療科です。

痛みとは、本来、生体の防御機能の一つで、自分の体に異常が発生していることを警告してくれる大切なものです。骨折、虫垂炎などで生じる痛みはその一例です。そのおかげで、重症に陥る前に治療を受けることができます。

しかし、病気が治っても痛みが続くとか、痛みの原因が消えたはずなのに痛みが残ったなど、いわゆる慢性の痛みが現れることがあります。この痛みには、往々にして、通常の鎮痛薬では充分な効果が得られません。

ペインクリニックでは、そのような通常の鎮痛薬では痛みが充分に抑えられない難治性の痛みを、様々に手法を駆使して治療します。原因疾患の治療と平行して痛みの治療をする事が非常に重要です。痛みの緩和が結果的に原因疾患を改善する事も多く見られます。

当外来で最も多い患者さんは、腰痛の患者さんです。実に多くの人たちが腰痛を経験するところですが、神経ブロック療法は、とてもつらい腰痛を殆どの場合ぐっと軽くし、そして痛みに悩まされる期間を短縮してくれます。

私たち痛みの治療に携わっている者の希望は、痛みに苦しんでおられる患者さんが、一人でも多くその痛みから解放されることです。そのために、現在の医療で用いられる様々な治療法や治療薬を組み合わせて、患者さん一人一人に最も適した治療法を行えるように努めています。

治療手段として、神経ブロック療法を用いる事がありますが、安全性と有効性・経済性を厳しく評価しながら、リスク管理を徹底して施行しています。

対象となる症状と疾患には、次のようなものがあります。

  • 頭痛、頚椎椎間板ヘルニア、腕の痛み・しびれ、肩こり、腰椎椎間板ヘルニア、坐骨神経痛、脊柱管狭窄症、骨祖しょう症、圧迫骨折、肩・膝の関節痛。
  • 帯状疱疹、顔面けいれん、顔面麻痺、三叉神経痛。
  • 骨折後の痛み、種々の難治性の痛み、原因不明の痛み、がんの痛みなど

当科で行っている、主な治療方法は、次のようなものです。

漢方治療、様々な鎮痛補助薬の内服療法、レーザー療法、ボトックス療法。
トリガーポイント注射、硬膜外ブロック、神経根ブロック、椎間板加圧注入、椎間関節ブロック、三叉神経ブロック、高周波熱凝固療法、静脈内局所交感神経ブロック、肩・膝関節ブロック、腰部交感神経ブロックなど。

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