年齢区分	0～	10～	20～	30～	40～	50～	60～	70～	80～	90～
患者数	1,390	379	561	853	1,023	1,641	3,471	3,769	2,579	392

血液内科

DPCコード	DPC名称	患者数	平均在院日数（自院）	平均在院日数（全国）	転院率	平均年齢	患者用パス
130030xx99x40x	悪性リンパ腫の抗がん剤治療（輸血無）	40	26.13	17.69	0.00	70.15	患者用パス
130010xx97x2xx	急性白血病の抗がん剤治療（輸血有）	30	58.97	43.59	43.59	58.43	患者用パス
130030xx97x3xx	悪性リンパ腫の抗がん剤治療（輸血有）	22	44.59	37.64	9.09	68.18	患者用パス

◆血液内科では、初発・再発の悪性リンパ腫、急性白血病(寛解導入療法、強化療法)、骨髄線維症や骨髄異形成症候群の進行期、入院治療を要する多発性骨髄腫、溶血性貧血(活動期)、特発性血小板減少性紫斑病(治療導入期)、再生不良性貧血(初発、治療導入期)の患者様を中心に診療しています。
◆１番目と３番目の症例は悪性リンパ腫の抗がん剤治療、２番目の症例は白血病の抗がん剤治療の入院になります。

総合診療科

DPCコード	DPC名称	患者数	平均在院日数（自院）	平均在院日数（全国）	転院率	平均年齢	患者用パス
100070xxxxxxxx	糖尿病の血糖コントロール	158	10.18	15.35	1.27	64.46	患者用パス1 患者用パス2
040080x099x0xx	肺炎・気管支炎の治療	70	13.46	14.34	21.43	78.46	患者用パス
110310xx99xxxx	尿路感染症の治療	47	11.15	12.60	21.28	79.15	患者用パス

◆総合診療科は、高血圧・糖尿病・内分泌疾患の専門医療や発熱疾患・脱水等の内科全般の診療を行っています。
◆件数の多い症例は、２型糖尿病の血糖コントロール等の入院になります。２番目の症例は、急性疾患の肺炎治療の入院になります。特に高齢の患者さんが多く平均年齢は78.9歳です。重症になるほど平均在院日数が長い傾向があります。

腎臓･リウマチ科

DPCコード	DPC名称	患者数	平均在院日数（自院）	平均在院日数（全国）	転院率	平均年齢	患者用パス
110280xx99000x	腎症・腎不全の治療	91	9.52	13.64	8.79	50.71
110280xx991x0x	腎臓の組織検査	73	7.62	7.47	0.00	51.15	患者用パス
110260xx99x0xx	ネフローゼ症候群の治療	54	24.57	23.89	3.70	60.37

◆腎臓･リウマチ科は、腎疾患やリウマチ･膠原病の診療を行っています。
◆１番目の症例は、IgA腎症（慢性腎炎）のステロイド治療や腎不全に対する治療の入院になります。２番目の症例は、腎臓の組織検査を行う入院になります。予定検査は、入院期間５日間で実施しています。３番目の症例は、全身がむくむネフローゼ症候群の治療入院になります。

がん化学療法科

DPCコード	DPC名称	患者数	平均在院日数（自院）	平均在院日数（全国）	転院率	平均年齢
060020xx99x30x	胃がんの抗がん剤治療	19	5.68	6.67	0.00	48.26
060010xx99x40x	食道がんの抗がん剤治療	17	8.12	9.95	0.00	69.06
060035xx97x00x	結腸がんの抗がん剤治療	13	5.38	11.58	7.69	64.69

◆がん化学療法科は、消化器癌の化学療法や泌尿器領域の腫瘍、神経内分泌細胞癌、原発不明癌などの稀な固形腫瘍の薬物療法の診療を行っています。
◆最も多い症例は胃がん、２番目は食道がん、３番目は結腸がんの薬物療法の入院になります。次々と開発される新規薬剤を導入しつつ、制吐剤などの副作用対策、安全に長時間の薬剤投与を可能にする器具の導入を図るなど、より副作用も軽く、最先端治療が受けられるように心掛けています。

呼吸器内科

DPCコード	DPC名称	患者数	平均在院日数（自院）	平均在院日数（全国）	転院率	平均年齢	患者用パス
040040xx99100x	肺の気管支鏡検査	198	3.60	3.29	1.52	69.96	患者用パス
040040xx9904xx	肺がんの化学療法	135	12.32	13.38	0.00	69.34	患者用パス1 患者用パス2
040040xx9907xx	肺がんの化学療法	65	11.98	12.92	0.00	67.05

◆呼吸器科は、肺がんや肺の炎症性疾患、肺のびまん性疾患の診療を行っています。
◆最も多い症例は、肺の気管支内視鏡検査の入院になります。気管支や肺の病変が疑われる場合、確実な診断をつけるために直接肺の内部を観察したり、病変部位の組織を採取する検査です。予定入院による２泊３日の日程で検査を実施しています。

消化器内科・内視鏡科

DPCコード	DPC名称	患者数	平均在院日数（自院）	平均在院日数（全国）	転院率	平均年齢	患者用パス
060340xx03x00x	胆道結石・胆管炎の内視鏡手術	189	9.90	10.93	11.11	75.85	患者用パス1 患者用パス2
060020xx04x0xx	胃がんの内視鏡的粘膜切除術	106	7.35	9.20	0.94	74.11	患者用パス1 患者用パス2
060140xx97x00x	胃・十二指腸潰瘍の内視鏡的止血術	87	8.31	11.00	6.90	66.66	患者用パス1 患者用パス2

◆消化器内科は、消化管疾患（食道、胃、小腸、大腸、直腸領域）と消化器疾患（肝、胆、膵、脾臓領域）の診療を行っています。
◆１番目の症例は、胆道結石や胆管炎の内視鏡治療の入院になります。２番目の症例は、早期胃がんに対する内視鏡で行う粘膜切除術の入院になります。３番目の症例は、３番目の手術は、胃潰瘍や十二指腸潰瘍の出血部を止血する内視鏡治療の入院になります。

循環器内科

DPCコード	DPC名称	患者数	平均在院日数（自院）	平均在院日数（全国）	転院率	平均年齢	患者用パス
050050xx0200xx	狭心症、慢性虚血性心疾患のカテーテル治療（ＰＣＩ等）	224	2.96	4.87	0.45	68.77	患者用パス1 患者用パス2 患者用パス3
050130xx99000x	心不全の治療	199	15.32	18.30	14.07	81.27	患者用パス
050050xx99100x	狭心症、慢性虚血性心疾患のカテーテル検査	165	3.13	3.07	0.61	70.22	患者用パス1 患者用パス2 患者用パス3

◆循環器内科は、狭心症、心筋梗塞、心不全等の心臓疾患全般と閉塞性動脈硬化症など末梢動脈疾患の診療を行っています。
◆最も多い症例は、冠動脈の狭くなったところに対して大腿部や腕などからカテーテルを血管内へ挿入し、バルーン拡張やステント留置を行う入院になります。予定入院では、主に１泊２日の短期入院で実施しています。２番目の症例は、心不全の治療の入院になります３番目の症例は、狭心症などの心臓カテーテル検査の入院になります。主に入院では１泊２日の短期入院を実施しておりますが、外来で可能な症例については日帰りの検査も行っています。

消化器外科

DPCコード	DPC名称	患者数	平均在院日数（自院）	平均在院日数（全国）	転院率	平均年齢	患者用パス
060035xx0100xx	結腸がんの結腸切除術	121	16.71	17.41	5.79	70.58	患者用パス
060335xx0200xx	胆のう結石・胆のう炎の腹腔鏡下胆のう摘出術	90	7.63	7.84	3.33	62.78	患者用パス
060150xx03xx0x	虫垂炎の虫垂切除術	81	5.00	5.56	1.23	38.06	患者用パス

◆消化器外科は、食道から肛門までの消化管、肝臓、胆嚢、膵臓、脾臓、副腎などの実質臓器、ヘルニアや腹壁腫瘍など腹部全般の外科的疾患の診療を行っています。
◆最も多い症例は、大腸がんの切除術の入院になります。当院の患者さんは高齢で基礎疾患をお持ちの患者、救急搬送や緊急手術を要する患者等が多いため、比較的病期の進行した症例の割合が高いです。２番目の症例は、胆のう結石、胆のう炎に対する腹腔鏡下の切除手術の症例になります。予定入院の場合、５日前後の入院で実施しています。３番目の症例は、急性虫垂炎（盲腸）の手術入院の症例になります。救急入院の症例で５日前後の入院になります。

乳腺･内分泌外科

DPCコード	DPC名称	患者数	平均在院日数（自院）	平均在院日数（全国）	転院率	平均年齢	患者用パス
090010xx03x0xx	乳がんの部分切除術（腋窩部郭清無）	104	7.16	6.79	0.00	59.77	患者用パス
090010xx01x0xx	乳がんの部分切除術（腋窩部郭清有）	74	10.38	11.63	1.35	57.62	患者用パス
100020xx01x0xx	甲状腺がんの切除術	49	6.57	9.55	2.04	56.59	患者用パス

◆乳腺･内分泌科は、乳腺疾患（乳がん、良性腫瘍）と甲状腺疾患（甲状腺がん、良性腫瘍）、軟部組織腫瘍などの診療を行っています。
◆１番目と２番目の症例は、乳がんの部分切除術（腋窩部リンパ節郭清の有りと無し）の入院になります。リンパ節に転移が見つかった場合に乳房周辺のリンパ節の切除（腋窩リンパ節郭清）を行います。３番目の症例は、甲状腺がん切除術の入院になります。

整形外科

DPCコード	DPC名称	患者数	平均在院日数（自院）	平均在院日数（全国）	転院率	平均年齢	患者用パス
160800xx01xxxx	大腿骨頚部・転子部骨折の手術	154	20.68	28.70	92.86	80.45	患者用パス1 患者用パス2
070343xx97x0xx	腰部脊柱管狭窄症の手術	58	16.24	18.44	31.03	71.88	患者用パス1 患者用パス2 患者用パス3
160620xx01xxxx	膝の靭帯・半月板損傷の手術	43	9.72	11.98	2.33	27.33	患者用パス1 患者用パス2 患者用パス3

◆整形外科は、骨折などの外傷、せぼね(頚・腰など)、関節の手術の診療を行っています。
◆最も多い症例は、高齢の方の転倒などに多い大腿骨頚部･転子部骨折に対する手術の入院になります。早期の骨接合術を行い、状態が安定した方はリハビリ病院と連携を行っています。そのため転院率（92.86％）が高くなっています。２番目の症例は、腰部脊柱管狭窄症に対する手術の入院になります。３番目の症例は、膝の靭帯や半月板損傷に対する手術の入院になります。

呼吸器外科

DPCコード	DPC名称	患者数	平均在院日数（自院）	平均在院日数（全国）	転院率	平均年齢	患者用パス
040040xx97x0xx	肺がんの切除術	115	13.89	13.03	0.87	68.65	患者用パス
040040xx9907xx	肺がんの抗がん剤治療	37	6.76	12.92	0.00	68.89
040200xx01x00x	気胸の切除術	35	6.00	9.68	0.00	27.46	患者用パス

◆呼吸器外科は、原発性肺がんをはじめとする各種の肺腫瘍、縦隔腫瘍、胸壁腫瘍などの腫瘍性疾患、自然気胸や巨大ブラなどの嚢胞性肺疾患など呼吸器外科領域全般に渡る外科療法の診療を行っています。
◆最も多い症例は、肺がんの切除術の入院になります。当院では体に負担が少ないといわれている胸腔鏡（内視鏡）を使用しながら安全かつ確実に肺切除とリンパ節郭清を行うことを目的に背部小開胸による肺がん手術を行っています。

心臓血管外科

DPCコード	DPC名称	患者数	平均在院日数（自院）	平均在院日数（全国）	転院率	平均年齢	患者用パス
050080xx01010x	僧帽弁閉鎖不全症や大動脈弁狭窄症の弁置換術･形成術	51	31.45	25.69	25.49	71.04	患者用パス
050163xx03x0xx	大動脈瘤の手術	52	14.04	13.19	7.84	74.75	患者用パス
050180xx97xx0x	下肢静脈瘤のカテーテル焼灼術	19	5.05	3.46	0.00	63.79	患者用パス

◆心臓血管外科は、生まれつきの心臓の病気(先天性心疾患)、心臓弁膜症、虚血性心疾患(狭心症や心筋梗塞)、不整脈、大動脈疾患(胸部、腹部)、重症心不全、末梢血管疾患など幅広く診療を行っています。
◆最も多い症例は、僧帽弁閉鎖不全症や大動脈弁狭窄症の弁置換術･形成術の入院になります。２番目の症例は、真性（胸部・腹部）大動脈瘤の手術入院になります。腹部大動脈の手術のうち、７割の患者さんはステントグラフトの治療、３割の患者さんは人工血管置換術の治療を行っています。３番目の症例は、下肢静脈瘤に対するカテーテル治療により静脈を焼灼する手術の入院になります。

神経内科

DPCコード	DPC名称	患者数	平均在院日数（自院）	平均在院日数（全国）	転院率	平均年齢	患者用パス
010060x099030x	脳梗塞の治療（脳保護療法有）	238	17.94	18.08	45.80	73.27	患者用パス
010060x099000x	脳梗塞の治療（脳保護療法無）	68	18.40	15.80	47.06	74.82	患者用パス
010230xx99x00x	てんかんの治療	34	10.88	7.03	17.65	56.85

◆神経内科は、神経疾患全般の診療を行っています。
◆１番目と２番目の症例は、脳を養っている動脈の血流が詰まってしまう脳梗塞に対する治療の入院になります。状態が安定した方はリハビリ病院と連携を行っているため、転院率が高くなっています。当院は24時間体制の専門医による救急医療の提供を行っており、地域の半数以上の症例を診療しています。また、超急性期のrt-PA（血栓を溶かす薬）を用いた血栓溶解療法やカテーテル血栓回収療法ついても実施しております。

脳神経外科

DPCコード	DPC名称	患者数	平均在院日数（自院）	平均在院日数（全国）	転院率	平均年齢	患者用パス
010040x099x00x	脳内出血の治療	109	18.22	19.32	79.82	69.83
010050xx02x00x	慢性硬膜下血腫の血腫穿孔除去手術	65	13.92	11.91	29.23	78.23	患者用パス1
010030xx9910xx	脳動脈瘤の動脈造影カテーテル検査	62	2.13	3.15	0.00	60.56	患者用パス

◆脳神経外科は、脳の外科的疾患全般、脳卒中の外科、脳腫瘍、先天性奇形、脊髄外傷、機能的脳疾患など、あらゆる脳神経外科疾患の診療を行っています。
◆最も多い症例は、手術を行わない脳内出血（被殻出血、視床出血、脳皮質下出血など)に対する治療の入院になります。状態が安定した方はリハビリ病院と連携を行っています。そのため転院率（79.82％）が高くなっています。次に多いのは、慢性硬膜下血腫に対する血腫穿孔除去手術の入院になります。

ペインクリニック･がんの痛み治療科

DPCコード	DPC名称	患者数	平均在院日数（自院）	平均在院日数（全国）	平均年齢
070350xx99xxxx	椎間板ヘルニアの治療	-	16.83	9.53	54.67
070343xx99x20x	脊柱管狭窄症の治療	-	31.00	6.70	58.50
160690xx99xx0x	胸腰椎圧迫骨折の治療	-	9.00	21.52	83.00

◆ペインクリニック科は、痛みで困っておられる方の治療を行っています。
◆最も多い症例は、椎間板ヘルニアの痛みに対して神経の近くに局所麻酔薬を注射する治療の入院になります。２番目の症例は脊柱管狭窄症に対する治療、３番目の症例は胸腰椎圧迫骨折に対する治療の入院になります。
※該当患者数が10未満の場合は、患者数を非公表としています。（ハイフン「-」標記）

泌尿器科

DPCコード	DPC名称	患者数	平均在院日数（自院）	平均在院日数（全国）	転院率	平均年齢	患者用パス
11012xxx040x0x	腎・尿管結石の体外衝撃波結石破砕術	211	3.36	2.89	0.95	60.50	患者用パス
110070xx0200xx	膀胱がんの経尿道的手術	82	9.04	7.59	1.22	72.00	患者用パス
110080xx01x0xx	前立腺がんの経尿道的手術	77	15.45	14.03	0.00	67.10	患者用パス

◆泌尿器科は、腎臓・副腎・膀胱・前立腺・尿道・精巣・陰茎など尿路・性器全般の診療を行っています。
◆１番目の症例は、腎･尿管の結石に対する体外衝撃波結石破砕術の入院になります。入院期間は３日以内で治療を行っています。２番目の症例は、膀胱がんに対する経尿道的腫瘍切除(TUR-BT）の入院になります。３番目の症例は前立腺がんの経尿道的切除術(TUR-P）の入院になります。

産婦人科

DPCコード	DPC名称	患者数	平均在院日数（自院）	平均在院日数（全国）	平均年齢	患者用パス
120180xx01xxxx	帝王切開術	160	10.83	9.94	32.19	患者用パス1 患者用パス2 患者用パス3
120060xx01xxxx	子宮筋腫の摘出術	131	10.18	10.18	43.95	患者用パス
120010xx99x51x	卵巣がんの抗がん剤治療	73	9.60	12.61	59.96	患者用パス

◆産婦人科は、産婦人科全般について各専門医が高度な知識と技術を持って診療を行っています。
◆１番目の症例は、帝王切開後や骨盤位などに対する帝王切開による分娩の入院になります。２番目の症例は、子宮筋腫の摘出術の入院になります。３番目の症例は、卵巣がんに対する抗がん剤治療の入院になります。こちらの１番目から３番目の症例の入院期間は、10日前後の入院となっています。

小児科

DPCコード	DPC名称	患者数	平均在院日数（自院）	平均在院日数（全国）	転院率	平均年齢	患者用パス
040080x1xxx0xx	肺炎・気管支炎の治療	264	4.95	5.72	0.00	1.49	患者用パス1 患者用パス2
150010xxxxx0xx	ウイルス性腸炎の治療	86	3.81	5.50	1.16	4.83	患者用パス1 患者用パス2
040100xxxxx00x	喘息の治療	73	5.36	6.31	0.00	3.70	患者用パス

◆小児科は、盛岡市小児二次救急輪番病院制の中心的病院として小児救急医療で大きな役割を果たしています。また地域周産期母子医療センターとして新生児医療でも一定の役割を担っています。
◆最も多い症例は肺炎や気管支炎の呼吸器疾患の入院になります。入院の約７割が0歳～１歳児になります。２番目の症例は感染性の胃腸炎などの消化器疾患の入院になります。３番目の症例は喘息疾患の入院になります。小児科入院の多くは、急性発症の加療になります。平均して４～５日の入院治療を行っています。

小児外科

DPCコード	DPC名称	患者数	平均在院日数（自院）	平均在院日数（全国）	平均年齢	患者用パス
060150xx03xx0x	虫垂炎の虫垂切除術	15	3.07	5.56	11.67	患者用パス1 患者用パス2
140590xx97xxxx	停留精巣の手術	-	2.60	3.32	4.00	患者用パス1 患者用パス2 患者用パス3
060150xx02xx0x	虫垂炎の虫垂切除術（膿瘍を伴うもの）	-	6.50	9.48	6.00	患者用パス1 患者用パス2

◆小児外科は、新生児(生まれたばかりの赤ちゃん)から原則的に16才未満までの骨疾患、脳疾患、心疾患を除いた外科的疾患の診療を行っています。
◆１番目と３番目の症例は、急性虫垂炎（盲腸）の手術を実施する虫垂切除術の緊急入院になります。虫垂周囲に膿瘍を伴うケースでは術後の管理が必要なため在院が長くなります。２番目の症例は、停留精巣（精巣の下降が陰嚢まで届かずに途中で止まってしまっている状態）に対する手術の予定入院になります。
※該当患者数が10未満の場合は、患者数を非公表としています。（ハイフン「-」標記）

皮膚科

DPCコード	DPC名称	患者数	平均在院日数（自院）	平均在院日数（全国）	転院率	平均年齢	患者用パス
080011xx99xxxx	蜂窩織炎の治療	21	12.90	11.97	19.05	71.29	患者用パス
080007xx010xxx	脂肪腫等の皮膚皮下腫瘍摘出術	18	4.22	4.38	0.00	52.28	患者用パス
03001xxx0110xx	皮膚がんの切除術	11	12.64	14.02	0.00	75.00

◆皮膚科は、皮膚疾患全般の診療を行っています。
◆最も多い症例は、細菌による炎症が起こる蜂窩織炎（蜂巣炎）の治療入院になります。２番目の症例は、脂肪腫や表皮のう腫などの皮膚･皮下腫瘍摘出術の予定入院になります。主に３日間の入院で実施しています。３番目の症例は、皮膚の悪性腫瘍の切除術の予定入院になります。

眼科

DPCコード	DPC名称	患者数	平均在院日数（自院）	平均在院日数（全国）	転院率	平均年齢	患者用パス
020180xx97x0x0	糖尿病性網膜症の手術	40	7.53	8.62	0.00	58.05	患者用パス
020200xx9710xx	網膜前膜の手術	37	8.16	7.99	0.00	71.70	患者用パス
020160xx97xxx0	網膜剥離の手術	25	7.08	11.08	4.00	63.36	患者用パス

◆眼科は、斜視・弱視、角結膜疾患、白内障から網膜脈絡膜疾患までほぼ眼科全域の診療を行っています。入院診療は手術治療を主に行っています。
◆１番目から３番目まで全て網膜疾患（糖尿病性網膜症、網膜前膜、網膜剥離など）の手術入院になります。当院では、小さい穴で手術を行う極小切開硝子体手術を行っています。これにより、早期の回復が期待でき入院期間が短縮されるようになりました。

耳鼻咽喉科

DPCコード	DPC名称	患者数	平均在院日数（自院）	平均在院日数（全国）	転院率	平均年齢	患者用パス
030230xxxxxxxx	扁桃炎の手術	123	9.07	8.20	0.81	20.07	患者用パス
030350xxxxxxxx	慢性副鼻腔炎の内視鏡手術	69	6.46	7.76	0.00	54.94	患者用パス
030400xx99xxxx	めまい症の治療	48	6.29	5.31	6.25	65.44	患者用パス

◆耳鼻咽喉科は、主に手術、入院が必要な耳鼻咽喉科疾患全般の診療を広く行っています。
◆最も多い症例は、喉の入り口にある扁桃が腫れる扁桃炎の手術入院になります。在院９日間の予定入院で実施しています。２番目に多い症例は、鼻の粘膜が炎症を起こし副鼻腔と鼻の中の交通路が塞がってしまう慢性副鼻腔炎に対する内視鏡手術の入院になります。約１週間の入院で実施しています。３番目に多い症例は、めまい症に対する点滴加療の入院になります。

放射線治療科・放射線診断科

DPCコード	DPC名称	患者数	平均在院日数（自院）	平均在院日数（全国）	平均年齢	患者用パス
100020xx99x2xx	甲状腺がんの放射線ヨウ素カプセル治療	10	4.20	6.82	63.10	患者用パス
100020xx99x3xx	甲状腺がんの放射線ヨウ素カプセル治療	-	6.00	8.66	61.67
060050xx97x0xx	肝臓がんのＴＡＥ治療	-	11.0	11.98	61.00

◆放射線治療科は、定位照射（ピンポイント照射）やIMRT（強度変調放射線治療）といった高精度放射線治療の治療を担当しています。　放射線診断科はは、最新の診断装置を用いた画像診断(CT，MRI，核医学検査の読影)とIVR(画像下治療)を担当しています。
◆１番目と２番目の症例は、甲状腺がんの放射線ヨウ素の入ったカプセルを飲んで治療する入院になります。４日間の入院で実施しています。３番目の症例は、肝臓の腫瘍に栄養を運んでいる動脈を塞いで治療するTAE治療の入院になります。
※該当患者数が10未満の場合は、患者数を非公表としています。（ハイフン「-」標記）

	初発	再発	病期分類基準（※）	版数
Stage I	Stage II	Stage III	Stage IV	不明
胃癌	125	23	25	22	-	57	1	7版
大腸癌	60	63	81	47	-	90	1	7版
乳癌	103	74	14	-	-	39	1	7版
肺癌	75	20	42	82	-	488	1	7版
肝癌	19	12	-	12	-	69	1	7版

	患者数	平均在院日数	平均年齢
重症度 0	13	10.69	58.85
重症度 1	25	9.24	66.76
重症度 2	39	14.87	78.87
重症度 3	44	13.43	81.25
重症度 4	18	13.39	86.56
重症度 5	-	28.50	80.50
不明	0	0	0

ICD10	傷病名	発症日から	患者数	平均在院日数	平均年齢	転院率
G45$	一過性脳虚血発作及び関連症候群	3日以内	22	7.82	72.91	4.55
その他	0	0.00	0.00	0.00
G46$	脳血管疾患における脳の血管(性)症候群	3日以内	0	0.00	0.00	0.00
その他	0	0.00	0.00	0.00
I63$	脳梗塞	3日以内	432	21.30	75.32	46.32
その他	30	24.47	74.77	3.03
I65$	脳実質外動脈の閉塞及び狭窄，脳梗塞に至らなかったもの	3日以内	-	13.00	77.00	0.00
その他	19	8.16	71.26	4.17
I66$	脳動脈の閉塞及び狭窄，脳梗塞に至らなかったもの	3日以内	-	10.50	80.50	25.00
その他	0	0.00	0.00	0.00
I675	もやもや病<ウイリス動脈輪閉塞症>	3日以内	-	27.00	11.00	0.00
その他	-	6.00	71.00	0.00
I679	脳血管疾患，詳細不明	3日以内	0	0.00	0.00	0.00
その他	0	0.00	0.00	0.00

腎臓･リウマチ科

Kコード	名称	患者数	平均術前日数	平均術後日数	転院率	平均年齢	患者用パス
K610-3	内シャント設置術	102	8.68	10.54	9.80	65.23	患者用パス
K616-4	経皮的シャント拡張術・血栓除去術	31	2.10	2.48	3.23	70.35	患者用パス
K3772	口蓋扁桃摘出手術	14	1.00	14.79	0.00	35.00	患者用パス

◆１番目の手術は、慢性腎臓病などに対する透析療法を受けられる方の内シャントを作製する手術になります。予定の作製目的入院は、主に２泊３日の短期入院で治療を実施しています。入院の２番目の手術は、内シャントのトラブルに対する手術です。３番目の手術は、IgA腎症に対して扁桃腺を摘出する扁桃パルス療法の症例になります。

消化器内科・内視鏡科

Kコード	名称	患者数	平均術前日数	平均術後日数	転院率	平均年齢	患者用パス
K7211	内視鏡的結腸ポリープ・粘膜切除術（長径２ｃｍ未満）	255	0.64	1.49	0.00	65.58	患者用パス1 患者用パス2
K688	内視鏡的胆道ステント留置術	158	1.59	11.36	17.09	76.49	患者用パス1 患者用パス2
K654	内視鏡的消化管止血術	148	0.49	8.62	12.16	70.20	患者用パス

◆１番目の手術は、内視鏡を使用した大腸のポリープの切除手術になります。主に入院では１泊２日の短期入院を実施しておりますが、外来で可能な症例については外来切除を行っています。２番目の手術は、胆管の閉塞部に胆管ステントを挿入し胆道ドレナージ（胆管にたまった胆汁を排出）を行う手術になります。３番目の手術は、胃潰瘍や十二指腸潰瘍の出血部を止血する内視鏡手術になります。

循環器内科

Kコード	名称	患者数	平均術前日数	平均術後日数	転院率	平均年齢	患者用パス
K5493	経皮的冠動脈ステント留置術（その他）	191	2.07	2.65	1.57	68.74	患者用パス1 患者用パス2 患者用パス3
K616	四肢の血管拡張術・血栓除去術	96	2.36	8.64	16.67	73.41	患者用パス
K5951	経皮的カテーテル心筋焼灼術（心房中隔穿刺、心外膜アプローチ）	66	1.68	4.47	0.00	63.71	患者用パス

◆１番目の手術は、大腿部や腕などからカテーテルを血管内へ挿入し冠動脈の狭窄部にステント留置を行う手術になります。予定入院では、主に１泊２日の短期入院で実施しています。２番目の手術は、足の閉塞性動脈硬化症に対するカテーテル治療になります。３番目の手術は、不整脈を発生させている部位を特性し電気的に焼灼するカテーテルアブレーション治療になります。

消化器外科

Kコード	名称	患者数	平均術前日数	平均術後日数	転院率	平均年齢	患者用パス
K672-2	腹腔鏡下胆嚢摘出術	161	2.06	4.22	2.48	62.41	患者用パス
K6335	鼠径ヘルニア手術	102	1.46	3.11	1.96	67.82	患者用パス
K719-3	腹腔鏡下結腸悪性腫瘍切除術	85	4.41	10.95	3.53	71.68	患者用パス

◆１番目の手術は、胆嚢結石や胆嚢炎に対して腹腔鏡を使用した胆のうを摘出する症例になります。予定入院では、主に４泊５日の短期入院で実施しています。２番目の手術は、鼠径ヘルニア（脱腸）を治療する手術になります。３番目の手術は、結腸がんに対して腹腔鏡を使用した切除手術になります。

乳腺･内分泌外科

Kコード	名称	患者数	平均術前日数	平均術後日数	転院率	平均年齢	患者用パス
K4762	乳腺悪性腫瘍手術　乳房部分切除術（腋窩部郭清を伴わない）	105	1.00	5.17	0.00	59.70	患者用パス
K4763	乳腺悪性腫瘍手術　乳房切除術（腋窩部郭清を伴わない）	40	1.10	6.03	0.00	58.20	患者用パス
K4765	乳腺悪性腫瘍手術　乳房切除術（腋窩鎖骨下部郭清を伴うもの）・胸筋切除を併施しないもの	39	1.00	9.54	2.56	61.23	患者用パス

◆上位３つ全て、乳がんの切除の予定症例になります。１番目の腋窩リンパ節の郭清を伴わない部分切除の症例は、入院期間５～６日での治療を行っています。病変の部位や広がり方を踏まえ、患者さんが乳房を温存したいかどうかを伺った上で乳房を部分的に切除して乳房を残すか、乳房切除（＝全摘）を行うか決定しています。

整形外科

Kコード	名称	患者数	平均術前日数	平均術後日数	転院率	平均年齢	患者用パス
K0461	骨折観血的手術（大腿、上腕、肩甲骨）	133	4.18	13.08	75.94	75.83	患者用パス1 患者用パス2
K1425	脊椎固定術、椎弓切除術、椎弓形成術（椎弓切除）	73	2.74	13.73	36.99	72.40	患者用パス1 患者用パス2 患者用パス3
K0462	骨折観血的手術（前腕、下腿）	57	3.16	9.70	35.09	57.65	患者用パス1 患者用パス2

◆１番目と３番目の手術は、高齢の方の転倒に多い大腿骨頚部･転子部骨折や前腕骨折などに対する手術になります。早期の骨接合術を行い、状態が安定した方はリハビリ病院と連携を行っています。そのため転院率が高くなっています。２番目の手術は、神経が入っている脊柱管が狭くなり痛みやしびれが発生する脊柱管狭窄症に対する手術になります。

呼吸器外科

Kコード	名称	患者数	平均術前日数	平均術後日数	転院率	平均年齢	患者用パス
K5131	胸腔鏡下肺切除術（肺嚢胞手術（楔状部分切除））	52	3.38	3.63	5.77	40.10	患者用パス
K514-23	胸腔鏡下肺悪性腫瘍手術（肺葉切除又は１肺葉を超える）	46	3.02	11.70	2.17	69.43	患者用パス
K5143	肺悪性腫瘍手術（肺葉切除又は１肺葉を超える）	27	3.63	11.70	0.00	68.81	患者用パス

◆１番目の手術は、肺に穴が開いてしまう気胸に対して胸腔鏡を使用して治療する手術になります。２番目と３番目の手術は、肺がんの切除術の症例になります。当院では体に負担が少ないといわれている胸腔鏡（内視鏡）を使用しながら安全かつ確実に肺切除とリンパ節郭清を行うことを目的に背部小開胸による肺がん手術を行っています。

心臓血管外科

Kコード	名称	患者数	平均術前日数	平均術後日数	転院率	平均年齢	患者用パス
K5551	弁置換術（１弁）	50	11.18	28.90	34.0	71.54	患者用パス
K5611	ステントグラフト内挿術（胸部大動脈）	45	5.82	18.22	24.44	70.04	患者用パス
K5612	ステントグラフト内挿術（腹部大動脈）	34	5.59	8.29	8.82	75.35	患者用パス

◆１番目の手術は、僧帽弁閉鎖不全症や大動脈弁狭窄症の弁置換術の症例になります。２番目と３番目の手術は、大動脈瘤に対して血管にカテーテルを挿入してするステントグラフトを挿入する手術になります。岩手県民の医療ニーズに応えるべく、最新のエビデンスと最新のテクニックを積極的に取り入れ、安全で安心できる心臓血管外科医療を24時間体制で提供しており、心筋梗塞の機械的合併症や急性大動脈解離といった緊急手術症例にも迅速に対応しています。また、県内唯一の補助人工心臓認定施設です。

神経内科

Kコード	名称	患者数	平均術前日数	平均術後日数	転院率	平均年齢	患者用パス
K178-4	経皮的脳血栓回収術	19	1.26	21.79	57.89	74.58	患者用パス
K609-2	経皮的頸動脈ステント留置術	14	5.36	17.07	28.57	74.21	患者用パス
K664	胃瘻造設術（経皮的内視鏡下胃瘻造設術を含む）	-	30.75	22.50	100.00	76.75	患者用パス

◆１番目の手術は、脳梗塞の発症後４～５時間を過ぎた患者さんや超急性期のrt-PA（血栓を溶かす薬）を用いた血栓溶解療法t-PAが使えない方に対してカテーテルによる血栓回収療法の症例になります。従来なら重度の後遺症を残したと思われる患者さんでも、ほとんど後遺症なく自宅退院できる方が徐々に増えてきています。２番目の手術は、脳に血液を送る頸動脈が狭くなった患者さんに行うステント留置術の症例になります。
※該当患者数が10未満の場合は、患者数を非公表としています。（ハイフン「-」標記）

脳神経外科

Kコード	名称	患者数	平均術前日数	平均術後日数	転院率	平均年齢	患者用パス
K164-2	慢性硬膜下血腫穿孔洗浄術	68	0.78	12.79	32.35	78.56	患者用パス
K1781	脳血管内手術（１箇所）	51	1.25	11.88	11.76	62.75	患者用パス
K1692	頭蓋内腫瘍摘出術（その他）	19	5.95	32.95	31.58	59.42

◆１番目の手術は、慢性硬膜下血腫に対する血腫穿孔除去手術の症例になります。２番目の手術は、破裂するとくも膜下出血を起こす脳動脈瘤に対して脳血管の中をカテーテルを通して治療を行う脳血管内手術（コイリング）の症例になります。３番目の手術は、脳腫瘍の摘出を行う手術の症例になります。

泌尿器科

Kコード	名称	患者数	平均術前日数	平均術後日数	転院率	平均年齢	患者用パス
K768	体外衝撃波腎・尿管結石破砕術（一連につき）	212	1.23	1.13	0.94	60.48	患者用パス
K8036ﾛ	膀胱悪性腫瘍手術（経尿道的手術）（その他）	83	2.39	5.66	1.20	72.22	患者用パス
K843	前立腺悪性腫瘍手術	79	2.61	11.80	0.00	67.08	患者用パス

◆１番目の手術は、腎･尿管の結石に対する体外衝撃波結石破砕術の症例になります。主に２泊３日の短期入院の治療を行っています。２番目の手術は、膀胱がんに対する内視鏡を使用して切除を行う症例になります。入院期間は７～８日間で治療を行っています。３番目の手術は、前立腺がんに対する開腹による全摘除術の症例入院になります。入院期間は２週間で治療を行っています。

産婦人科

Kコード	名称	患者数	平均術前日数	平均術後日数	平均年齢	患者用パス
K8981、K8982、K8983	帝王切開術（緊急帝王切開）、（選択帝王切開）	249	5.63	9.59	32.25	患者用パス1 患者用パス2 患者用パス3
K877	子宮全摘術	142	1.08	8.18	47.09	患者用パス
K8881	子宮附属器腫瘍摘出術（両側）（開腹）	38	1.82	8.76	49.61	患者用パス

◆１番目の手術は、分娩の帝王切開術（予定･緊急）の症例になります。妊娠管理としては正常出産はもちろんのこと、さまざまな合併症妊娠についても他診療科と連携を図り、妊娠管理を行い安全に分娩ができるように配慮しています。予定入院の症例では、入院期間11日前後の診療を行っています。２番目の手術は、良性腫瘍の子宮筋腫に対する子宮の摘出手術の症例になります。３番目の手術は、卵巣･卵管の疾患に対する摘出手術の症例になります。

小児外科

Kコード	名称	患者数	平均術前日数	平均術後日数	平均年齢	患者用パス
K6335	鼠径ヘルニア手術	64	0.44	0.45	2.44	患者用パス1 患者用パス2 患者用パス3
K718-21	腹腔鏡下虫垂切除術（虫垂周囲膿瘍を伴わないもの）	15	0.00	2.07	11.67	患者用パス1 患者用パス2
K718-22	腹腔鏡下虫垂切除術（虫垂周囲膿瘍を伴うもの）	-	0.25	7.88	9.13	患者用パス1 患者用パス2

◆１番目の手術は、鼠径ヘルニアの手術の症例になります。入院期間は入院当日退院から２泊３日の短期入院で実施しております。２番目と３番目の手術は、急性虫垂炎の虫垂切除術の入院になります。周囲膿瘍を伴う症例は、伴わない症例よりも在院期間が長い傾向にあります。
※該当患者数が10未満の場合は、患者数を非公表としています。（ハイフン「-」標記）

皮膚科

Kコード	名称	患者数	平均術前日数	平均術後日数	平均年齢	患者用パス
K0072	皮膚悪性腫瘍切除術（単純切除）	25	0.56	9.52	76.64	患者用パス
K0063	皮膚、皮下腫瘍摘出術（露出部以外）（長径６ｃｍ以上）	11	0.91	3.27	55.82	患者用パス
K0052	皮膚、皮下腫瘍摘出術（露出部）（長径２ｃｍ以上４ｃｍ未満）	-	0.67	1.00	25.50	患者用パス

◆１番目の手術は、皮膚の悪性腫瘍の切除術の症例になります。腫瘍の小さい症例では入院期間が短くなりますが、範囲が大きい場合には植皮や皮弁形成を伴う症例もあり在院日数が長くなります。２番目と３番目の手術は、脂肪腫や表皮のう腫などの皮膚･皮下腫瘍摘出術の症例になります。
※該当患者数が10未満の場合は、患者数を非公表としています。（ハイフン「-」標記）

眼科

Kコード	名称	患者数	平均術前日数	平均術後日数	転院率	平均年齢	患者用パス
K2821ﾛ	水晶体再建術（眼内レンズを挿入する場合）（その他）	150	1.08	4.32	0.00	73.73	患者用パス1 患者用パス2 患者用パス3
K2801	硝子体茎顕微鏡下離断術（網膜付着組織を含む）	134	0.97	5.81	0.75	64.01	患者用パス1 患者用パス2
K279	硝子体切除術	-	1.00	4.00	0.00	66.00

◆１番目の手術は、白内障手術の予定入院になります。白内障は、目の中にあってカメラのレンズの働きをしている水晶体と呼ばれる器官が濁ってくる病気です。手術は原則として外来日帰りにて行いますが、遠方の患者さんについて入院手術を行っています。２番目の手術は、硝子体に出血したり、網膜の病気になった場合に手術する症例になります。当院では、小さい穴で手術を行う極小切開硝子体手術を行っています。これにより、早期の回復が期待でき入院期間が短縮されるようになりました。
※該当患者数が10未満の場合は、患者数を非公表としています。（ハイフン「-」標記）

耳鼻咽喉科

Kコード	名称	患者数	平均術前日数	平均術後日数	転院率	平均年齢	患者用パス
K3772	口蓋扁桃手術　摘出	117	1.00	7.12	0.85	21.26	患者用パス
K340-5	内視鏡下鼻・副鼻腔手術３型（選択的（複数洞）副鼻腔手術）	61	1.00	4.56	0.00	56.07	患者用パス
K340-4	内視鏡下鼻・副鼻腔手術２型（副鼻腔単洞手術）	20	1.00	4.05	0.00	58.35	患者用パス

◆１番目の手術は、喉の入り口にある扁桃が腫れる扁桃炎の手術入院の症例になります。主に９日間の入院期間で診療しています。２番目と３番目の手術は、慢性副鼻腔炎に対する内視鏡手術の入院になります。全身麻酔下で鼻の穴から内視鏡を入れて観察しながら手術を行います。約１週間の入院で診療しています。

DPC	傷病名	入院契機	症例数	発生率
130100	播種性血管内凝固症候群	同一	-	0.02%
130100	播種性血管内凝固症候群	異なる	10	0.06%
180010	敗血症	同一	21	0.13%
180010	敗血症	異なる	12	0.07%
180035	その他の真菌感染症	同一	-	0.02%
180035	その他の真菌感染症	異なる	-	0.02%
180040	手術・処置等の合併症	同一	118	0.73%
180040	手術・処置等の合併症	異なる	18	0.11%

平成27年度 岩手県立中央病院 病院指標

平成27年度岩手県立中央病院病院指標