年齢区分	0～	10～	20～	30～	40～	50～	60～	70～	80～	90～
患者数	1,043	321	377	582	995	1,471	2,738	4,290	2,916	763

呼吸器内科

DPCコード	DPC名称	患者数	平均在院日数（自院）	平均在院日数（全国）	転院率	平均年齢
040040xx9910xx	肺の気管支鏡検査	178	3.37	3.03	0.56	72.54
040040xx990Axx	肺がんの化学療法（免疫チェックポイント阻害剤）	68	19.87	9.78	1.47	68.91
040040xx99040x	肺がんの化学療法	54	11.57	8.16	1.85	71.31
040040xx9900xx	肺がんの治療	37	15.43	13.41	48.65	74.22
040040xx9905xx	肺がんの化学療法（チロシンキナーゼ阻害剤）	32	25.94	18.72	6.25	72.97

◆呼吸器内科は、主に肺がんや肺の炎症疾患、肺のびまん性疾患の診療を行っています。
◆1番目の症例は、気管支内視鏡検査の入院です。肺や気管支の病変が疑われる場合に、直接内部を観察し病変の組織や細胞などを採取する検査です。２泊３日の予定入院が最多ですが、抗凝固療法中の症例は入院期間が長くなります。２・3・4・5番目の症例は、肺がんに対する抗がん剤治療等の入院になります。

消化器内科

DPCコード	DPC名称	患者数	平均在院日数（自院）	平均在院日数（全国）	転院率	平均年齢
060340xx03x00x	胆道結石・胆管炎の内視鏡的手術	210	7.32	8.88	6.19	76.54
060035xx03xxxx	大腸がんの早期悪性腫瘍大腸粘膜下層剥離術	130	6.19	6.39	0.00	69.70
060020xx04xxxx	胃がんの内視鏡的胃、十二指腸ポリープ・粘膜切除術	104	6.27	7.45	0.00	75.53
060100xx01xxxx	大腸の内視鏡的大腸ポリープ・粘膜切除手術	95	2.07	2.57	0.00	70.60
060060xx9710xx	胆嚢、肝外胆管の内視鏡的胆道ステント留置術	78	13.74	11.90	14.10	77.65

◆消化器内科は、消化管疾患（食道、胃、小腸、大腸、直腸領域）と肝胆膵疾患の診療を行っています。
◆１番目の症例は、胆道結石や胆管炎の内視鏡治療の入院です。2番目の症例は、早期大腸がんに対する粘膜下層剥離術の入院です。3番目の症例は、早期胃がんに対する内視鏡で行う粘膜切除術の入院です。4番目の症例は、大腸のポリープや腺腫に対する内視鏡的手術の入院です。5番目の症例は、胆嚢、肝外胆管に対する内視鏡で行うステント留置の入院です。

循環器内科

DPCコード	DPC名称	患者数	平均在院日数（自院）	平均在院日数（全国）	転院率	平均年齢
050070xx03x0xx	頻脈性不整脈のアブレーション治療	280	5.26	4.47	0.00	64.60
050050xx0200xx	狭心症、慢性虚血性心疾患のカテーテル治療	161	4.29	4.18	0.00	71.41
050210xx97000x	徐脈性不整脈のペースメーカー植込術または交換術	153	8.29	9.59	5.23	78.44
050130xx9900x0	心不全の治療	140	18.40	17.33	39.29	84.09
050030xx03000x	急性心筋梗塞の経皮的冠動脈形成術	119	15.38	11.37	5.88	70.63

◆循環器内科は、狭心症、心筋梗塞、不整脈、心筋症、高血圧性心疾患、心不全、先天性心疾患等の心臓疾患全般と閉塞性動脈硬化症など末梢動脈疾患の診療を行っています。
◆１番目の症例は、不整脈に対して行うアブレーション治療の入院です。２番目の症例は、冠動脈の狭くなったところに対して大腿部や腕などからカテーテルを血管内に挿入し、バルーン拡張やステント留置を行う入院です。予定入院では、主に１泊２日の短期入院で実施しています。3番目の症例は、不整脈に対してペースメーカーの植込を行う入院です。4番目の症例は、心不全の治療の入院です。5番目の症例は、狭心症や心筋梗塞などの虚血性心疾患に対する、カテーテルを用いて狭くなった冠動脈を拡げる治療の入院です。

小児科

DPCコード	DPC名称	患者数	平均在院日数（自院）	平均在院日数（全国）	平均年齢
040080119x0xx	肺炎の治療	123	4.55	5.61	6.14
040070xxxxx0xx	RSウイルス感染症の治療	99	4.28	6.98	1.83
040090xxxxxxxx	急性気管支炎の治療	72	4.01	6.22	1.13
060380xxxxx0xx	ウイルス性腸炎の治療	60	2.77	5.55	4.63
080270xxxx1xxx	食物アレルギーの検査・治療	44	1.48	2.10	3.48

◆小児科は、盛岡市小児二次救急輪番病院制の中心的病院として小児救急医療で大きな役割を果たしています。また地域周産期母子医療センターとして人工呼吸器管理例を含む年間60例以上の新生児管理を行うなど一定の役割を担っています。
◆1番目の症例は、肺炎の治療です。2・3番目の症例は、下気道炎、RSウイルス感染症、上気道炎の呼吸器感染症の入院です。平均して４～５日の入院治療を行っています。４番目の症例は、腸炎の治療です。5番目の治療は、食物アレルギーの検査・治療の入院です。

整形外科

DPCコード	DPC名称	患者数	平均在院日数（自院）	平均在院日数（全国）	転院率	平均年齢
160800xx02xxxx	大腿骨頚部・転子部骨折の手術	185	24.31	25.29	91.35	82.18
070230xx01xxxx	膝関節の人工関節置換手術	94	18.57	21.38	82.98	74.65
07040xxx01xxxx	股関節の人工関節置換手術	65	19.06	18.76	72.31	69.09
160620xx01xxxx	肘、膝の外傷の腱縫合術	44	6.68	12.71	0.00	27.86
070343xx97x0xx	脊柱管狭窄症の手術	37	22.27	15.41	18.92	72.78

◆整形外科は、骨折などの外傷、背骨(頚・腰など)、関節の手術の診療を行っています。
◆１番目の症例は、高齢の方の転倒などに多い大腿骨頚部･転子部骨折に対する手術の入院です。麻酔科の協力を得て早期の骨接合術を行い、状態が安定した方はリハビリ病院に転院し治療を継続するため転院率（91.35%)が高くなっています。2・3番目の症例は、膝や股の障害のおこった関節を人工関節に入れ替える手術の入院です。4番目の症例は、半月板損傷や靱帯断裂等の治療の入院です。5番目の症例は、主に加齢や背骨の変形が原因で脊柱管が狭くなり、神経を圧迫する状態の椎弓の切除や固定を行う手術の入院です。

形成外科

DPCコード	DPC名称	患者数	平均在院日数（自院）	平均在院日数（全国）	転院率	平均年齢
070010xx970xxx	皮下腫瘍の摘出術	32	4.25	4.65	0.00	49.50
160200xx030xxx	鼻骨骨折等の整復固定術	25	3.00	3.31	0.00	24.28
160200xx020xxx	眼窩骨折等の観血的手術	17	5.59	5.98	0.00	50.06
160660xxxx000x	皮下軟部損傷・挫滅損傷、開放創の治療	-	-	-	-	-
020230xx97x0xx	眼瞼下垂症の手術	-	-	-	-	-

◆形成外科は、体に生じた組織の異常や変形、欠損及びそれに起因する様々な問題に対して、機能のみならず形態面でも改善を図り、患者さんの生活の質"Quality of Life"の向上に貢献する診療科です。
◆1番目の症例は、皮膚や皮下のできものに対する手術の入院です。鼻や口、耳、まぶたや手などは、組織の余裕が少なく、できものを切除した後で単純に縫い合わせることができないことがままあり、周囲の皮膚を移動させたり、離れたところからの組織移植により傷をふさぎ、変形や機能障害を防止します。2番目の症例は、鼻骨の整復固定術の入院です。なるべく目立たない方法で変形を戻して固定し、治療します。また、変形したまま治ってしまった骨を切って形を整える手術を行うこともあります。3番目の症例は、眼球がある顔面骨のくぼみに対する骨折で、切開して骨を直接正常な位置に戻した後、チタンプレートやワイヤー、ねじなどで固定する手術の入院です。
※該当患者数が10未満の場合は、患者数を非公表としています。（ハイフン「-」標記）

脳神経外科

DPCコード	DPC名称	患者数	平均在院日数（自院）	平均在院日数（全国）	転院率	平均年齢
010030xx991xxx	未破裂脳動脈瘤の治療	97	2.21	2.86	1.03	64.26
010040x099000x	脳内出血の治療	90	15.76	18.68	78.89	71.28
010050xx02x00x	慢性硬膜下血腫の血腫穿孔除去術	60	9.50	11.90	25.00	78.83
010030xx02x0xx	未破裂脳動脈瘤の脳血管内手術	28	6.82	8.63	7.14	63.86
010040x199x0xx	脳内出血の治療（JCS10以上）	24	13.83	22.21	79.17	80.96

◆脳神経外科は、脳卒中、脳腫瘍、先天性奇形、脊髄外傷、機能的脳疾患など、あらゆる脳神経外科疾患の診療を行っています。
◆1番目の症例は、脳動脈瘤に対して行う治療です。2・5番目の症例は、脳内出血（被殻出血、視床出血、脳皮質下出血など)の症例です。令和6年度は脳神経外科全体で177件の症例があり、軽傷の場合は血液が時間をかけて自然に吸収されることが期待できるので、経過観察入院となります。状態が安定した方はリハビリ病院に転院し治療を継続するため転院率（78.89％）が高くなっています。3番目の症例は、慢性硬膜下血腫に対する血腫穿孔除去手術の入院です。4番目の症例は、脳動脈瘤に対して開頭せずに行うカテーテルによる脳血管内手術（コイリング）の入院です。

呼吸器外科

DPCコード	DPC名称	患者数	平均在院日数（自院）	平均在院日数（全国）	転院率	平均年齢
040040xx02x0xx	肺がんの切除術	88	10.53	9.82	0.00	72.40
040200xx99x00x	気胸の治療	39	8.87	9.28	10.26	56.72
040200xx01x00x	気胸の肺切除術	28	7.64	9.59	0.00	40.61
040040xx9900xx	肺がんの治療	20	13.45	13.41	35.00	71.75
040040xx990Axx	肺がんの治療（免疫チェックポイント阻害薬）	14	4.50	9.78	0.00	59.64

◆呼吸器外科は、原発性肺がんをはじめとする各種の肺腫瘍、縦隔腫瘍、胸壁腫瘍などの腫瘍性疾患、自然気胸や巨大気腫性肺嚢胞などの嚢胞性肺疾患など外科療法の診療を行っています。
◆１番目の症例は、肺がん切除術の入院です。当院では、個々の症例に応じて、根治性と低侵襲性のバランスを考慮した適切な手術アプローチと術式を選択しています。2・3番目の症例は、肺に穴が開いてしまう気胸に対する治療の入院です。4・5番目の症例は、肺がんに対する化学療法等の入院です。

心臓血管外科

DPCコード	DPC名称	患者数	平均在院日数（自院）	平均在院日数（全国）	転院率	平均年齢
050163xx03x0xx	大動脈瘤の手術	57	12.26	10.18	1.75	75.18
050080xx0101xx	弁膜症の手術	26	28.27	20.84	7.69	69.42
050161xx9900xx	解離性大動脈瘤の治療	19	22.58	16.32	15.79	70.68
050163xx9900xx	大動脈瘤の治療	19	11.89	7.58	10.53	76.95
050163xx97x0xx	大動脈瘤弁置換手術等	18	3.72	7.17	0.00	74.06

◆心臓血管外科は、生まれつきの心臓の病気(先天性心疾患)、心臓弁膜症、虚血性心疾患(狭心症や心筋梗塞)、不整脈、大動脈疾患(胸部、腹部)、重症心不全、末梢血管疾患など幅広く診療を行っています。
◆１・4・5番目の症例は、真性（胸部・腹部）大動脈瘤に対する手術等の入院です。腹部大動脈手術のうち8割の方はステントグラフトの治療、2割の方は人工血管置換術の治療を行っています。2番目の症例は、僧帽弁閉鎖不全症や大動脈弁狭窄症に対する弁置換術･形成術の入院です。３番目の症例は、大動脈の壁がさける急性大動脈解離に対する治療の入院です。

小児外科

DPCコード	DPC名称	患者数	平均在院日数（自院）	平均在院日数（全国）	転院率	平均年齢
060160x101xxxx	鼠径ヘルニア（15歳未満）の手術	45	2.62	2.73	0.00	3.76
060340xx99x0xx	胆管（肝内外）結石、胆管炎の治療	-	-	-	-	-
060170xx02xx0x	臍ヘルニアの手術	-	-	-	-	-
140590xx97xxxx	停留精巣の手術	-	-	-	-	-
060380xxxxx0xx	ウイルス性腸炎の治療	-	-	-	-	-

◆小児外科は、新生児から原則的に16才未満までの外科的疾患（骨疾患、脳疾患、心疾患を除く）の診療を行っています。
◆１番目の症例は、鼠径部から腸がとびだしているヘルニアに対する手術です。
※該当患者数が10未満の場合は、患者数を非公表としています。（ハイフン「-」標記）

産婦人科

DPCコード	DPC名称	患者数	平均在院日数（自院）	平均在院日数（全国）	平均年齢
120180xx01xxxx	帝切後妊娠、骨盤位等の帝王切開術	82	9.33	9.40	32.87
12002xxx99x40x	子宮頸部がんの化学療法	75	4.39	4.07	62.72
120060xx01xxxx	子宮筋腫の摘出術	66	8.85	9.20	46.97
120010xx99x30x	卵巣腫瘍の化学療法	57	5.21	4.12	60.54
12002xxx02xxxx	子宮頸部がんの手術	56	3.00	2.92	42.50

◆産婦人科は、産婦人科全般について各専門医が高度な知識と技術を持って診療を行っています。産科は正常分娩のほか、産科合併症、ハイリスク妊娠、出生前診断などを主として、婦人科は良性腫瘍および悪性腫瘍を主として取り扱っています。
◆１番目の症例は、前回帝王切開や骨盤位などに対する帝王切開による分娩の入院です。2・5番目の症例は、子宮頸がん(上皮内がん)に対する手術や化学療法の入院です。3番目の症例は、子宮筋腫に対する核出術の入院です。4番目の症例は、卵巣腫瘍に対する化学療法入院です。

眼科

DPCコード	DPC名称	患者数	平均在院日数（自院）	平均在院日数（全国）	転院率	平均年齢
020110xx97xxx1	白内障の手術（両眼）	113	6.93	4.29	0.88	76.98
020110xx97xxx0	白内障の手術（片眼）	60	3.30	2.49	0.00	71.22
020200xx9710xx	網膜前膜の手術（水晶体再建有）	27	6.07	5.47	0.00	71.63
020180xx97x0x0	糖尿病性網膜症の手術	13	6.31	5.89	0.00	58.00
020160xx97xxx0	網膜剥離の手術	-	-	-	-	-

◆眼科は、斜視・弱視、角結膜疾患、白内障から網膜脈絡膜疾患までほぼ眼科全般の診療を行っています。入院診療は手術治療を主に行っています。
◆1・2番目の症例は、白内障の眼内レンズを挿入する水晶体再建術の症例です。両眼は１週間、片眼は３日間の入院で実施しています。３・４番目の症例は、網膜疾患（糖尿病性網膜症、網膜前膜、網膜剥離など）に対する手術入院です。
※該当患者数が10未満の場合は、患者数を非公表としています。（ハイフン「-」標記）

耳鼻咽喉科

DPCコード	DPC名称	患者数	平均在院日数（自院）	平均在院日数（全国）	平均年齢
030350xxxxxxxx	慢性副鼻腔炎の内視鏡手術	80	6.03	5.84	58.39
030240xx99xxxx	急性扁桃炎の治療	50	5.28	5.63	41.02
030230xxxxxxxx	慢性扁桃炎の手術	46	8.65	7.35	22.83
030240xx97xxxx	急性扁桃炎の手術	35	8.43	8.27	24.26
030400xx99xxxx	めまい症の治療	23	6.30	4.67	63.04

◆耳鼻咽喉科は、主に手術、入院が必要な耳鼻咽喉科疾患全般の診療を広く行っています。
◆1番目の症例は、鼻の粘膜が炎症を起こし副鼻腔と鼻の中の交通路が塞がってしまう慢性副鼻腔炎に対する内視鏡手術の入院です。約１週間の入院で実施しています。2・4番目の症例は、急性扁桃炎の治療です。3番目の症例は、喉の入り口にある扁桃が腫れる扁桃炎の治療です。手術を行う場合は、在院９日間の予定入院で実施しています。5番目の症例は、めまい症に対する点滴加療の入院です。

脳神経内科

DPCコード	DPC名称	患者数	平均在院日数（自院）	平均在院日数（全国）	転院率	平均年齢
010060xx99x40x	脳梗塞の治療（脳保護療法有）	195	14.56	16.89	54.36	75.15
010060xx99x20x	脳梗塞の治療（リハビリ有)	122	14.81	16.94	52.46	77.63
010230xx99x00x	てんかんの治療	46	7.87	6.89	19.57	59.09
010060xx99x41x	脳梗塞の治療（脳保護療法有、副傷病有）	35	22.83	29.66	85.71	84.29
010061xxxxx0xx	一過性脳虚血発作の治療	25	5.52	6.31	12.00	72.08

◆脳神経内科は、あらゆる神経疾患の診療に対応していますが、中でも中枢神経救急疾患の大多数を占める脳梗塞の診療を最も得意としています。脳梗塞の診療件数は全国の脳卒中専門病院や特定機能病院と比較しても、非常に多いのが特徴です。
◆１・2・4番目の症例は、脳を養っている動脈の血流が詰まってしまう脳梗塞に対する治療の入院です。状態が安定した方はリハビリ病院に転院し治療を継続するため、転院率が高くなっています。当院は24時間体制で脳疾患の専門医による救急医療の提供を行っており、超急性期のrt-PA（血栓を溶かす薬）を用いた血栓溶解療法やカテーテル血栓回収療法も積極的に実施しております。3番目の症例は、てんかんに対する治療です。5番目の症例は、脳の血流が一時的に悪くなり、脳梗塞の前触れ症状に対し、薬物療法等により脳梗塞の予防を行う治療です。

皮膚科

DPCコード	DPC名称	患者数	平均在院日数（自院）	平均在院日数（全国）	転院率	平均年齢
080010xxxx0xxx	蜂窩織炎の治療	31	15.71	12.98	16.13	75.52
080006xx01x0xx	皮膚がんの切除術	12	6.58	6.92	0.00	80.67
080110xxxxx3xx	類天疱瘡の治療（免疫グロブリン）	-	-	-	-	-
161000x199x0xx	熱傷等の治療	-	-	-	-	-
080110xxxxx0xx	類天疱瘡の治療	-	-	-	-	-

◆皮膚科は、皮膚疾患全般の診療を行っています。当院の形成外科と協力し、腫瘍切除、皮弁形成術、植皮術、熱傷のデブリードマン・植皮術、陥入爪根治術、褥瘡の切開術や陰圧閉鎖療法を行っています。
◆１番目の症例は、細菌による炎症が起こる蜂窩織炎（蜂巣炎）の治療入院です。2番目の症例は皮膚の悪性腫瘍に対する切除術の入院です。
※該当患者数が10未満の場合は、患者数を非公表としています。（ハイフン「-」標記）

泌尿器科

DPCコード	DPC名称	患者数	平均在院日数（自院）	平均在院日数（全国）	転院率	平均年齢
110080xx991xxx	前立腺の針生検	258	2.09	2.45	0.00	70.74
11012xxx03xxxx	腎・尿管結石の体外衝撃波腎・尿管結石破砕術	148	3.14	2.40	0.00	59.74
110070xx03x0xx	膀胱がんの経尿道的手術	110	6.88	6.81	1.82	75.04
110080xx03xxxx	前立腺がんの放射線治療前マーキング	72	2.10	2.59	0.00	73.33
11012xxx02xx0x	腎・尿管結石の経尿道的尿路結石除去術（レーザー治療）	56	5.14	5.16	0.00	62.23

◆泌尿器科は、腎臓・副腎・膀胱・前立腺・尿道・精巣・陰茎など尿路・性器全般の診療を行っています。
◆1番目の症例は、前立腺の組織検査を行う入院です。2番目の症例は、腎臓や尿管などの尿路結石に対して衝撃波を体外から結石に当てて結石を破砕する治療（ESWL）です。3番目の症例は、膀胱がんに対する経尿道的腫瘍切除(TUR-BT）の入院です。4番目の症例は、前立腺がんの放射線治療前マーキングの入院です。5番目の症例は、腎臓や尿管などの尿路結石に対して尿道から内視鏡を挿入してレーザーで砕石する治療（TUL)です。

腎臓・リウマチ科

DPCコード	DPC名称	患者数	平均在院日数（自院）	平均在院日数（全国）	転院率	平均年齢
110280xx03x0xx	腎不全の血栓除去術	189	2.51	3.82	0.00	69.79
110280xx9900xx	腎不全の治療	77	11.03	11.35	20.78	65.05
070560xxxxx7xx	自己免疫性疾患の治療	65	5.72	12.42	1.54	74.86
110280xx02x00x	腎臓病の内シャント設置術	62	5.45	7.38	11.29	69.73
110280xx991xxx	腎臓病の検査・治療	61	7.20	6.01	0.00	53.95

◆腎臓･リウマチ科は、腎疾患（慢性糸球体腎炎、血管炎症候群（急速進行性糸球体腎炎）、ネフローゼ症候群、糖尿病腎症を代表とする二次性腎疾患など）、膠原病及び類縁疾患（関節リウマチ、全身性エリテマトーデス、シェーグレン症候群、強皮症、皮膚筋炎など）の診療を行っています。
◆1・2番目の症例は、慢性腎臓病や腎不全に対する血栓除去術等の治療入院です。3番目の症例は、成人スチル病や顕微鏡的多発血管炎などの治療入院です。4番目の症例は、腎臓病の人工透析に対する内シャント拡張術や造設術の治療入院です。5番目の症例は、腎臓病の組織検査等の入院です。

救急医療科

DPCコード	DPC名称	患者数	平均在院日数（自院）	平均在院日数（全国）	転院率	平均年齢
160100xx97x00x	頭部裂創等の治療	19	2.32	9.83	21.05	66.42
160100xx99x00x	外傷性くも膜下出血等の治療	18	2.28	7.99	5.56	67.33
161060xx99x0xx	アナフィラキシーショックの治療等	18	1.56	2.63	0.00	46.39
030400xx99xxxx	めまい症の治療	13	3.23	4.67	0.00	80.00
161070xxxxx00x	一酸化炭素中毒、蜂刺症等	12	2.42	3.58	25.00	42.75

◆救急医療科は、軽傷から重症まですべての救急初期診療に対応すべく、各専門診療科と連携して、救急医療体制を整備し、診療を行っています。
◆１・２番目の症例は、外傷性くも膜下出血・頭部裂傷等に対する治療です。3番目の症例は、マムシ咬傷等に対するアナフィラキシーショックの治療です。4番目の症例は、めまいに対する治療です。5番目の症例は、一酸化炭素中毒に対する治療です。

血液内科

DPCコード	DPC名称	患者数	平均在院日数（自院）	平均在院日数（全国）	転院率	平均年齢
130010xx97x2xx	急性白血病の化学療法輸血有	46	33.48	35.63	2.17	56.46
130030xx99xBxx	悪性リンパ腫の化学療法（ポラツズマブベトチン）輸血無	37	12.86	12.23	2.70	67.86
130010xx97x0xx	急性白血病の腫瘍摘出術	23	16.78	13.74	34.78	79.22
130060xx97x00x	骨髄異形成症候群の治療　輸血有	19	15.11	15.01	21.05	74.21
130030xx99x7xx	悪性リンパ腫の化学療法（イブルチニブ）輸血無	19	10.42	12.54	0.00	67.74

◆血液内科は、初発・再発の悪性リンパ腫、急性白血病(寛解導入療法、強化療法)、骨髄線維症や骨髄異形成症候群の進行期、入院治療を要する多発性骨髄腫、溶血性貧血(活動期)、特発性血小板減少性紫斑病(治療導入期)、再生不良性貧血(初発、治療導入期)の患者さんを中心に診療しています。
◆1・3番目の症例は、急性白血病に対する治療、２・5番目の症例は、悪性リンパ腫に対する化学療法です。悪性リンパ腫や多発性骨髄腫の治療は通院での治療も行っています。4番目の症例は、造血幹細胞に異常が起きる病気で、輸血や薬物療法等の治療を行います。

消化器外科

DPCコード	DPC名称	患者数	平均在院日数（自院）	平均在院日数（全国）	転院率	平均年齢
060035xx0100xx	結腸がんの切除術	105	13.20	14.81	0.95	71.85
060335xx0200xx	胆石性胆のう炎の腹腔鏡下胆のう摘出術	71	6.70	7.05	1.41	62.01
060330xx02xxxx	胆のう結石の腹腔鏡下胆のう摘出術	59	5.36	5.99	0.00	58.32
060210xx99000x	癒着性イレウス等の治療	55	8.76	9.08	3.64	71.58
060150xx99xxxx	虫垂炎の切除術	54	7.30	8.00	3.70	50.31

◆消化器外科は、食道から肛門までの消化管、肝臓、胆嚢、膵臓、脾臓、副腎などの実質臓器、ヘルニアや腹壁腫瘍など腹部全般の外科的疾患の診療を行っています。
◆１番目の症例は、結腸がんに対する切除術の入院です。当院の患者さんは高齢で基礎疾患をお持ちの方、救急搬送や緊急手術を要する方等が多いため、比較的病期の進行した症例の割合が高い傾向にあります。2・3番目の症例は、胆石性胆のう炎、胆のう結石に対する腹腔鏡下の胆のう摘出術の入院です。予定入院の場合、５日前後の入院で実施しています。4番目の症例は、イレウス等に対する治療です。5番目の症例は、虫垂切除術の入院です。

糖尿病・内分泌内科

DPCコード	DPC名称	患者数	平均在院日数（自院）	平均在院日数（全国）	転院率	平均年齢
10007xxxxxx1xx	２型糖尿病の治療（インスリン注射）副傷病名有	83	13.24	13.77	7.23	70.20
10007xxxxx0xx	2型糖尿病の治療　副傷病名無	27	10.56	10.46	0.00	63.78
100040xxxxx00x	糖尿病性ケトアシドーシスの治療	24	15.04	13.07	8.33	61.46
100393xx99xxxx	低ナトリウム血症の治療	20	9.00	9.83	25.00	71.35
110310xx99xxxx	尿路感染症の治療	14	13.50	13.66	71.43	82.43

◆糖尿病･内分泌内科は、糖尿病や内分泌疾患、高血圧の専門診療を行っています。
◆１・2・3番目の症例は、全て糖尿病治療の入院です。近年では、他科で手術を予定している方や救急受診後に入院した方が糖尿病を合併している症例が増加しています。当院では、看護師、栄養士、薬剤師、運動療法士等が連携しチーム医療を行っています。各分野の医療スタッフが知識や経験を持ち寄り患者一人ひとりに合った治療方針や指導に活かしています。4番目の症例は、低ナトリウム血症に対する治療です。5番目の症例は、尿路感染症の治療です。

腫瘍内科

DPCコード	DPC名称	患者数	平均在院日数（自院）	平均在院日数（全国）	転院率	平均年齢
060010xx99x40x	食道がんの化学療法	17	9.47	8.61	0.00	72.35
060010xx99x30x	食道がんの化学療法と放射線治療	12	12.33	14.51	0.00	66.75
060010xx99x5xx	食道がんの化学療法（ニボルマブ）	-	-	-	-	-
180050xx99x1xx	部位不明確の悪性腫瘍の化学療法	-	-	-	-	-
060010xx99x41x	食道がんの化学療法　副傷病有	-	-	-	-	-

◆腫瘍内科は、消化器がんや泌尿器領域の腫瘍、神経内分泌細胞がん、原発不明がんや肉腫などの希少がんの化学療法を行っています。入院で行う化学療法は限られたがん種となっており、大部分は外来で化学療法を行っています。
◆１・2番目の症例は食道がんに対する化学療法入院です。次々と開発される新規薬剤を導入しつつ、制吐剤などの副作用対策、安全に長時間の薬剤投与を可能にする器具の導入を図るなど、より副作用も軽く、最先端治療が受けられるように心掛けています。
※該当患者数が10未満の場合は、患者数を非公表としています。（ハイフン「-」標記）

乳腺・内分泌外科

DPCコード	DPC名称	患者数	平均在院日数（自院）	平均在院日数（全国）	転院率	平均年齢
090010xx010xxx	乳がんの部分切除術（腋窩部郭清有）	174	8.46	9.77	1.15	60.45
090010xx02xxxx	乳がんの部分切除術（腋窩部郭清無）	122	5.43	5.50	0.00	58.52
100020xx010xxx	甲状腺がんの切除術	27	5.81	7.90	0.00	60.44
100130xx97x0xx	甲状腺腫の切除術	20	6.05	7.05	0.00	46.55
100220xx01xxxx	原発性副甲状腺機能亢進症の手術	18	5.61	7.25	0.00	65.89

◆乳腺･内分泌外科は、乳腺疾患（乳がん、良性腫瘍）と甲状腺疾患（甲状腺がん、良性腫瘍）、軟部組織腫瘍などの診療を行っています。
◆１・２番目の症例は、乳がんに対する切除術の入院です。病変の部位や広がりを踏まえ乳房の温存希望を伺ったうえで部分切除か全て摘出するか決定しています。リンパ節に転移が見つかった場合は乳房周辺のリンパ節の切除（腋窩リンパ節郭清）を行います。３番目の症例は甲状腺がん、4番目の症例は甲状腺腫に対する手術です。甲状腺の手術では声を出す神経など重要な臓器を傷つけないように注意しています。7日間の入院で実施しています。5番目の症例は、副甲状腺ホルモンが過剰に分泌されている症状の治療を行います。

総合診療科

DPCコード	DPC名称	患者数	平均在院日数（自院）	平均在院日数（全国）	転院率	平均年齢
110310xx99xxxx	尿路感染症の治療	18	10.56	13.66	72.22	78.89
040081xx99x0xx	誤嚥性肺炎の治療	17	8.76	20.78	94.12	86.12
0400802499x0xx	肺炎の治療	12	10.25	16.40	83.33	86.67
180030xxxxxx0x	感染症の治療	-	-	-	-	-
180010x0xxx0xx	敗血症の治療	-	-	-	-	-

◆総合診療科は、原因不明の発熱や病態不明の患者さんの治療や脱水等の内科全般の総合診療を行っています。
◆１番目の症例は尿路感染症、2・3番目の症例は高齢者の誤嚥による肺炎治療に対する入院です。当院では重症患者さんをいつでも受け入れられるように、緊急性の高い治療に目途のついた患者さんには他医療機関へ早期転院いただき、良質な医療の提供を継続できるよう努めています。
※該当患者数が10未満の場合は、患者数を非公表としています。（ハイフン「-」標記）

	初発	再発	病期分類基準（※）	版数
Stage I	Stage II	Stage III	Stage IV	不明
胃癌	134	16	12	14	-	21	1	8版
大腸癌	61	99	58	25	-	83	1	8版
乳癌	110	107	34	-	-	29	1	8版
肺癌	146	36	47	49	-	279	1	8版
肝癌	11	10	-	-	-	33	1	8版

	患者数	平均在院日数	平均年齢
軽症	17	21.47	80.18
中等症	102	14.84	82.88
重症	31	15.03	82.74
超重症	14	11.00	87.00
不明	-	-	-

発症日から	患者数	平均在院日数	平均年齢	転院率
3日以内	438	17.24	77.21	61.42
その他	39	15.38	72.85	46.15

消化器内科

Kコード	名称	患者数	平均術前日数	平均術後日数	転院率	平均年齢
K688	内視鏡的胆道ステント留置術	220	1.72	8.01	7.27	76.26
K721-4	早期悪性腫瘍大腸粘膜下層剥離術	169	0.13	5.24	0.59	69.27
K6532	内視鏡的胃、十二指腸ポリープ・粘膜切除術（早期悪性腫瘍胃粘膜下層剥離術）	100	0.01	5.33	0.00	75.36
K654	内視鏡的消化管止血術	93	1.56	8.28	16.13	72.91
K7211	内視鏡的大腸ポリープ・粘膜切除術（長径２センチメートル未満）	83	0.23	1.11	0.00	71.18

◆１番目の手術は、胆管の閉塞部に胆管ステントを挿入し胆道ドレナージ（胆管にたまった胆汁を排出）を行う症例です。2番目の手術は、粘膜内に留まる早期の大腸がんに対する内視鏡手術です。3番目の手術は、粘膜内に留まる早期の胃がんに対する内視鏡手術です。4番目の手術は、胃潰瘍や十二指腸潰瘍の出血部を止血する内視鏡手術です。5番目の手術は、内視鏡を使用した大腸のポリープ切除の症例です。主に１泊２日の短期入院で実施していますが、病態に応じて外来で切除を行っています。

循環器内科

Kコード	名称	患者数	平均術前日数	平均術後日数	転院率	平均年齢
K5951	経皮的カテーテル心筋焼灼術（心房中隔穿刺、心外膜アプローチ）	247	1.84	3.00	0.40	65.78
K5493	経皮的冠動脈ステント留置術（その他）	97	4.43	5.19	4.12	71.77
K616	四肢の血管拡張術・血栓除去術	75	0.84	4.85	8.00	76.35
K5972	ペースメーカー移植術（経静脈電極）	69	1.10	9.26	2.90	75.91
K5491	経皮的冠動脈ステント留置術（急性心筋梗塞）	66	0.02	17.09	6.06	69.86

◆１番目の手術は、不整脈を発生させている部位を特定し、電気的に焼灼するカテーテルアブレーション治療です。２・3・5番目の手術は、大腿部や腕などからカテーテルを血管内へ挿入し冠動脈の狭窄部にステント留置を行う手術です。予定入院では、主に１泊２日の短期入院で実施しています。4番目の手術は、徐脈性不整脈に対するペースメーカー植え込み術の治療です。

整形外科

Kコード	名称	患者数	平均術前日数	平均術後日数	転院率	平均年齢
K0821	人工関節置換術　（肩、股、膝）	164	1.32	16.59	77.44	72.43
K0461	骨折観血的手術　（肩甲骨、上腕、大腿）	138	3.86	14.14	71.74	80.05
K0811	人工骨頭挿入術　（肩、股）	71	6.37	19.66	95.77	80.75
K0462	骨折観血的手術　（前腕、下腿、手舟状骨）	53	2.85	5.49	15.09	63.72
K1425	脊椎固定術、椎弓切除術、椎弓形成術（多椎間又は多椎弓の場合を含む。）椎弓切除	39	3.41	18.28	35.90	74.38

◆１番目の手術は、変形性関節症に対して、人工関節を入れる手術です。2～4番目の手術は、高齢の方の転倒に多い大腿骨頚部･転子部骨折や前腕骨折などに対する手術です。早期の骨接合術を行い、状態が安定した方はリハビリ病院に転院し治療を継続するため転院率が高くなっています。5番目の手術は、脊髄や神経根の圧迫を取り除く手術です。

形成外科

Kコード	名称	患者数	平均術前日数	平均術後日数	転院率	平均年齢
K333	鼻骨骨折整復固定術	25	1.00	1.00	0.00	24.28
K0301	四肢・躯幹軟部腫瘍摘出術	10	0.80	3.10	0.00	63.20
K427	頬骨骨折観血的整復術	-	-	-	-	-
K0053	皮膚、皮下腫瘍摘出術（露出部）（長径4cm以上）	-	-	-	-	-
K227	眼窩骨折観血的手術（眼窩ブローアウト骨折手術を含む）	-	-	-	-	-

◆１番目の手術は、鼻骨骨折に対する手術です。なるべく目立たない方法で変形を戻して固定し、治療します。顔面、手足等の先天性異常や外傷、および瘢痕治療等、当科の専門治療を行いつつ、その基礎となる植皮や皮弁、マイクロサージャリーの技術を活かして、他科における悪性腫瘍に関連する再建（乳房再建など）や、難治性潰瘍（放射線潰瘍や骨髄炎後潰瘍、開放骨折後潰瘍など）の治療にも取り組んでいます。2番目の手術は、四肢や体幹に発生した軟部腫瘍を摘出する手術です。
※該当患者数が10未満の場合は、患者数を非公表としています。（ハイフン「-」標記）

脳神経外科

Kコード	名称	患者数	平均術前日数	平均術後日数	転院率	平均年齢
K164-2	慢性硬膜下血腫穿孔洗浄術	69	0.61	8.77	34.78	80.09
K1771	脳動脈瘤頸部クリッピング（１箇所）	38	0.74	28.53	63.16	65.05
K1643	頭蓋内血腫除去術（開頭）（脳内）	24	1.79	21.83	91.67	66.92
K1783	脳血管内手術（脳血管内ステント）	23	1.22	5.96	13.04	66.57
K1781	脳血管内手術（１箇所）	21	2.00	15.86	19.05	64.43

◆1番目の手術は、慢性硬膜下血腫に対する血腫穿孔除去手術の症例です。２番目の手術は、頭蓋骨の一部を開いて脳の動脈瘤の頚部を金属製のクリップで挟む手術です。3番目の手術は、脳梗塞の血栓を回収する手術です。4番目の手術は、脳血管が狭窄しないようにステントを留置する手術です。5番目の手術は、破裂するとくも膜下出血を起こす脳動脈瘤に対して、脳血管の中にカテーテルを通して治療を行う脳血管内手術（コイリング）の症例です。
◆疾病別のカテーテル治療（K1781、K1782、K1783）の件数は、脳動脈瘤：28件、くも膜下出血：19件です。

呼吸器外科

Kコード	名称	患者数	平均術前日数	平均術後日数	転院率	平均年齢
K514-23	胸腔鏡下肺悪性腫瘍手術（肺葉切除又は１肺葉を超える）	40	1.43	9.58	0.00	72.28
K5131	胸腔鏡下肺切除術（肺嚢胞手術（楔状部分切除））	27	4.15	2.56	0.00	39.63
K514-21	胸腔鏡下肺悪性腫瘍手術（部分切除）	25	1.00	4.28	0.00	71.92
K514-22	胸腔鏡下肺悪性腫瘍手術（区域切除）	13	1.92	15.92	7.69	72.62
K5143	肺悪性腫瘍手術（肺葉切除又は1肺葉を超える）	10	1.40	14.90	0.00	74.50

◆最も多いのは肺がんに対する切除術の症例です。当院では、個々の症例に応じて、根治性と低侵襲性、肺機能温存を考慮して適切な手術アプローチと切除範囲を決定しています。従来よりさらに低侵襲な完全鏡視下肺葉切除術を2020年度より導入しました。胸腔鏡下肺悪性腫瘍手術には、従来の背部小開胸アプローチと完全鏡視下アプローチを含みます。

心臓血管外科

Kコード	名称	患者数	平均術前日数	平均術後日数	転院率	平均年齢
K5612ﾛ	ステントグラフト内挿術（腹部大動脈）	45	2.64	10.16	2.22	74.76
K6154	血管塞栓術（頭部、胸腔、腹腔内血管等）（その他）	22	1.09	5.14	0.00	73.68
K5522	冠動脈、大動脈バイパス移植術（２吻合以上）	16	9.13	24.50	6.25	69.44
K604-24	植込型補助人工腎臓（非拍動流型）（91日目以降）	16	0.00	9.88	0.00	63.81
K6144	血管移植術、バイパス移植術（頭、頸部動脈）	16	5.31	23.13	18.75	73.50

◆１番目の手術は、大動脈瘤に対して足の付け根の血管からカテーテルを使用してステントグラフトを挿入する手術です。2番目の手術は、血流を遮断し腫瘍の治療を行う手術です。3番目の手術は、狭心症や陳旧性心筋梗塞に対する冠動脈バイパス手術です。４番目の手術は、補助人工腎臓の機械を移植する手術です。5番目の手術は、頭や頸部動脈に対するバイパス移植術です。
◆岩手県民の医療ニーズに応えるべく、最新のエビデンスと最新のテクニックを積極的に取り入れ、安全で安心できる心臓血管外科医療を24時間体制で提供しており、心筋梗塞の機械的合併症や急性大動脈解離といった緊急手術症例にも迅速に対応しています。また、県内唯一の補助人工心臓認定施設です。

小児外科

Kコード	名称	患者数	平均術前日数	平均術後日数	転院率	平均年齢
K6335	鼠径ヘルニア手術	47	0.70	0.76	0.00	3.76
K6333	臍ヘルニア手術	-	-	-	-	-
K836	停留精巣固定術	-	-	-	-	-
K718-21	腹腔鏡下虫垂切除術（虫垂周囲膿瘍を伴わないもの）	-	-	-	-	-
K830	精巣摘出術	-	-	-	-	-

◆１番目の手術は、鼠径ヘルニア手術の症例で、２泊３日の短期入院で実施しています。
※該当患者数が10未満の場合は、患者数を非公表としています。（ハイフン「-」標記）

産婦人科

Kコード	名称	患者数	平均術前日数	平均術後日数	平均年齢
K8982	帝王切開術（選択帝王切開）	98	9.52	7.87	33.38
K877	子宮全摘術	92	1.14	7.09	49.28
K8981	帝王切開術（緊急帝王切開）	79	2.82	8.29	32.51
K867	子宮頸部（腟部）切除術	56	1.00	1.00	42.50
K8882	子宮附属器腫瘍摘出術（両側）（腹腔鏡）	42	1.05	4.36	43.12

◆１・３番目の手術は、帝王切開術（予定･緊急）の症例です。妊娠管理としては正常出産はもちろんのこと、さまざまな合併症妊娠についても他診療科と連携を図りながら妊娠管理を行い、安全に分娩ができるように配慮しています。２番目の手術は、子宮筋腫等に対する子宮全摘出手術の症例です。４番目の手術は、子宮頸部高度異形成や上皮内がんに対する円錐切除術です。５番目の手術は、主に卵巣腫瘍に対する摘出手術です。

眼科

Kコード	名称	患者数	平均術前日数	平均術後日数	転院率	平均年齢
K2821ﾛ	水晶体再建術（眼内レンズを挿入する場合）（その他）	164	1.00	3.76	0.61	75.06
K2801	硝子体茎顕微鏡下離断術（網膜付着組織を含む）	62	0.98	4.79	0.00	66.19
K2686	緑内障手術（水晶体再建術併用眼内ドレーン挿入術）	-	-	-	-	-
K2821ｲ	水晶体再建術（眼内レンズを挿入する場合）（縫着レンズ挿入）	-	-	-	-	-
K279	硝子体切除術	-	-	-	-	-

◆1番目の手術は、目の中でカメラのレンズの働きをしている水晶体と呼ばれる器官が濁る白内障の症例です。2番目の手術は、硝子体が出血したり、網膜の病気になった場合に手術する症例です。当院では、小さい穴で手術を行う極小切開硝子体手術を行っています。これにより早期の回復が期待でき入院期間が短縮されます。手術は原則として外来日帰りにて行いますが、遠方の患者さんは入院手術を行っています。
※該当患者数が10未満の場合は、患者数を非公表としています。（ハイフン「-」標記）

耳鼻咽喉科

Kコード	名称	患者数	平均術前日数	平均術後日数	平均年齢
K3772	口蓋扁桃手術　摘出	77	1.12	6.82	24.71
K340-5	内視鏡下鼻・副鼻腔手術３型（選択的（複数洞）副鼻腔手術）	38	0.97	4.03	55.05
K340-6	内視鏡下鼻・副鼻腔手術４型（汎副鼻腔手術）	37	1.00	4.14	60.84
K6261	リンパ節摘出術（長径3cm未満）	29	0.10	1.14	59.90
K347	鼻中隔矯正術	11	1.00	3.82	48.36

◆１番目の手術は、喉の入り口にある扁桃が腫れる扁桃炎の症例です。主に９日間の入院期間となります。２・３番目の手術は、慢性副鼻腔炎（蓄膿症）に対する内視鏡下手術（ESS）です。全身麻酔下で鼻の穴から内視鏡を入れて観察しながら手術を行います。約１週間の入院となります。4番目の手術は、頸部の腫瘍を摘出する手術です。5番目の手術は、慢性鼻炎等の症状に対し、鼻中隔の曲がっている軟骨を切除して、真っ直ぐに整える手術です。

脳神経内科

Kコード	名称	患者数	平均術前日数	平均術後日数	転院率	平均年齢
K178-4	経皮的脳血栓回収術	51	0.53	19.43	78.43	81.06
K386	気管切開術	-	-	-	-	-
K597-3	植込型心電図記録計移植術	-	-	-	-	-
K609-2	経皮的頸動脈ステント留置術	-	-	-	-	-
K1492	減圧開頭術（その他）	-	-	-	-	-

◆脳神経内科では内科的治療が主体です。１番目の手術は脳梗塞に対しカテーテルを足の血管から挿入して、脳の血管を塞いでいる血栓を回収し、閉塞した脳血管を再通過させる手術です。
※該当患者数が10未満の場合は、患者数を非公表としています。（ハイフン「-」標記）

皮膚科

Kコード	名称	患者数	平均術前日数	平均術後日数	転院率	平均年齢
K0072	皮膚悪性腫瘍切除術（単純切除）	16	0.25	5.69	0.00	81.19
K0062	皮膚、皮下腫瘍摘出術（露出部以外）（長径3cm以上6cm未満）	-	-	-	-	-
K300	鼓膜切開術	-	-	-	-	-
K022-31	慢性膿皮症手術（単純）	-	-	-	-	-
K022-32	慢性膿皮症手術（複雑）	-	-	-	-	-

◆最も多いのは皮膚がんに対する手術です。当院の形成外科と協力し対応しています。
※該当患者数が10未満の場合は、患者数を非公表としています。（ハイフン「-」標記）

泌尿器科

Kコード	名称	患者数	平均術前日数	平均術後日数	転院率	平均年齢
K768	体外衝撃波腎・尿管結石破砕術（一連につき）	146	1.04	1.03	0.00	59.49
K8036ｲ	膀胱悪性腫瘍手術（経尿道的手術）（電解質溶液利用）	89	1.81	4.15	2.25	74.90
K007-2	経皮的放射線治療用金属マーカー留置術	72	0.10	1.00	0.00	73.33
K783-2	経尿道的尿管ステント留置術	36	1.92	7.58	11.11	71.83
K8036ﾛ	膀胱悪性腫瘍手術（経尿道的手術）（その他）	22	1.45	3.36	0.00	75.00

◆１番目の手術は、腎臓や尿管にできた結石を破砕する手術です。2番目の手術は、膀胱の悪性腫瘍に対する手術です。3番目の手術は、前立腺がんに対する放射線治療の照射位置マーキングのための手術です。4番目の手術は、腎臓と膀胱を繋ぐ尿管が尿管結石等で狭くなったり塞がったりした際、症状を改善するためにステントを留置する手術です。５番目の手術は、膀胱の悪性腫瘍に対する手術です。

腎臓・リウマチ科

Kコード	名称	患者数	平均術前日数	平均術後日数	転院率	平均年齢
K616-41	経皮的シャント拡張術・血栓除去術（初回）	168	0.51	1.88	2.98	70.02
K6121ｲ	末梢動静脈瘻増設術（内シャント増設術）（単純）	80	5.08	6.21	15.00	68.65
K616-42	経皮的シャント拡張術・血栓除去術（1の実施後3月以内に実施）	35	0.06	1.09	0.00	70.91
K6121ﾛ	末梢動静脈瘻増設術（内シャント増設術）（静脈転移を伴う）	11	5.91	15.73	18.18	68.45
K780-2	生体腎移植術（提供者の療養上の費用）	-	-	-	-	-

◆１・3番目の手術は、血液透析の患者さんに設置された内シャントや人工血管にバルーンを挿入し、拡張させたり、血栓を除去する手術です。2・4番目の手術は、透析治療に必要な血流を確保するために、動脈と静脈を直接接続する手術です。
※該当患者数が10未満の場合は、患者数を非公表としています。（ハイフン「-」標記）

消化器外科

Kコード	名称	患者数	平均術前日数	平均術後日数	転院率	平均年齢
K672-2	腹腔鏡下胆嚢摘出術	136	1.35	3.94	0.74	60.93
K719-3	腹腔鏡下結腸悪性腫瘍切除術	85	1.94	9.61	2.35	72.36
K6335	鼠径ヘルニア手術	46	1.35	2.67	4.35	72.98
K718-22	腹腔鏡下虫垂切除術（虫垂周囲膿瘍を伴うもの）	43	0.63	5.16	0.00	48.86
K718-21	腹腔鏡下虫垂切除術（虫垂周囲膿瘍を伴わないもの）	37	0.81	2.86	0.00	47.27

◆1番目の手術は胆のう炎や胆石症、良性の胆のう腫瘍等に対する手術です。2番目の手術は直腸を含む大腸の悪性腫瘍に対する切除手術です。体の負担を軽減するため腹腔鏡下で行います３番目の手術は、鼠径ヘルニアの手術です。4・5番目の手術は、虫垂炎に対する手術です。

乳腺・内分泌外科

Kコード	名称	患者数	平均術前日数	平均術後日数	転院率	平均年齢
K4762	乳腺悪性腫瘍手術（乳房部分切除術）（腋窩部郭清を伴わない）	123	1.02	3.54	0.00	58.73
K4763	乳腺悪性腫瘍手術（乳房切除術）（腋窩部郭清を伴わない）	75	1.05	5.63	1.33	63.59
K4765	乳腺悪性腫瘍手術（乳房切除術）（胸筋切除を併施しない）	58	1.00	7.26	1.72	58.41
K4764	乳腺悪性腫瘍手術（乳房部分切除術）（腋窩部郭清を伴う）	28	1.00	6.04	0.00	55.43
K4641	副甲状腺（上皮小体）腺腫過形成術（副甲状腺摘出術）	18	1.00	3.61	0.00	65.89

◆最も多い手術は乳腺の悪性腫瘍に対する手術です。（一次・二次）乳房再建手術など当院の形成外科と連携し行っています。5番目の手術は原発性副甲状腺機能亢進症の症例です。

DPC	傷病名	入院契機	症例数	発生率
130100	播種性血管内凝固症候群	同一	-	-
130100	播種性血管内凝固症候群	異なる	14	0.09
180010	敗血症	同一	37	0.24
180010	敗血症	異なる	32	0.21
180035	その他の真菌感染症	同一	-	-
180035	その他の真菌感染症	異なる	-	-
180040	手術・処置等の合併症	同一	49	0.32
180040	手術・処置等の合併症	異なる	-	-

令和６年度岩手県立中央病院病院情報の公表

病院指標

医療の質指標

令和６年度 岩手県立中央病院 病院情報の公表

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