第2回 総合診療科 櫻井広子

(2015.12.17更新)

年の瀬をいかがお過ごしでしょうか。
ここ数か月の総合診療後期研修の活動報告をさせていただきます。
充実していたのでなんだかあっという間に過ぎてしまいました。

1.PNG9月 プライマリケア学会 英国短期訪問プロジェクトの一員としてイギリスの家庭医療学会に参加してきました!機会があれば報告会をやらせていただきたいなと思っております。本当に宝物のような経験をさせていただきました。

10月 中央病院耳鼻科で研修させていただきました。耳鼻科の外来診療で喉頭鏡を使用した診察、耳鏡・鼻鏡の使い方などから、QOLに直結する部分のがん治療など、学ぶことが多かったです。また、勉強させていただきたいです。先生方、スタッフのみなさんありがとうございました!

11~12月 県立宮古病院の呼吸器・総合診療科で研修させていただいております。山田診療所にも週一回研修に行かせていただき、訪問診療の勉強をさせてもらっています!地域が違うと、外来にくる患者さんのニーズや疾患層が違うのだなと改めて驚いています。

2.PNGそして、つい先日には「ジェネラリストセミナー@岩手」を中央病院にて開催することができました。ずっと、こういった催し物は参加させていただく側だったので、岩手県でこのような会を開催できてとてもうれしかったです。

講師の佐藤元実先生、藤沼康樹先生の話をお聞きして岩手県の総合診療はこれからもっと面白くなる!とわくわくしました。寒い中、参加してくださった皆さんに心から感謝申し上げます。次は全体写真を撮りたいと思います!

第1回 総合診療科 櫻井広子

(2015.10.01更新)

県立中央病院総合診療科 後期研修中の櫻井です。
家庭医(新制度での総合診療医)を目指して研修中です!

初期研修から県立中央病院にお世話になり、今年で3年目になります。
初回なので、ざっくりと総合診療科での研修について書きたいと思います!

sakurai1.GIF当院の総合診療科は、家庭医というよりも病院総合医の側面が強いですが、その分、さまざまな患者さんに出会うことができます。
たとえば、急性期の患者さんから慢性期の患者さん、年代も10代から90代までと幅広い患者さんに出会うことができます。内容も、市中肺炎から、原発性アルドステロン症などの内分泌疾患まで多岐に渡ります。糖尿病などに関しては教育入院も行っており、継続的に患者さんと関わることができます。地域の診療応援に行ったときなどにも、この経験がとても力になっていると思います。

一週間のなかでは、定期外来が1日、新患者外来が1日、救急当番のバックアップが1日あり、それ以外に私はもりおか往診クリニックさんに研修に行かせてもらっています。
週1回、病院から出て、実際の患者さんの生活状況を診れるのはとても貴重な経験になっています。
これ以外にも、科でのmeeting、科長回診、抄読会などがあります。

日々の研修以外にも、月に1回 プログラム長にこの1か月の反省と、良かった点を振り返り、研修内容の向上に努めています。さらに、岩手は家庭医の先生がまだ少ない状況なので、現在アメリカにて家庭医として活躍中の先生にもWebを通じて月1回の振り返りをしていただいています。

sakurai2.GIF岩手県には家庭医専門医はまだまだ少ない状況ですが、とても必要とされている分野です。
中央病院での後期研修医は新プログラムになってからは私が一人目であり、面白いプログラムになるよう日夜鋭意努力中です。

興味のある学生さんとも今後関わっていけるよう活動していく予定です!
始まったかりの研修ですが、総合診療にとどまらずさまざまな先生方の力を借りながら研修をしていきたいと思います~!

(写真①は外来ふう風景です。普段は目を合わせるようこころがけております。写真②はこの秋に短期留学で参加させていただく英国家庭医療学会のパンフレットです。今からとても楽しみです!)

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