医療情報管理部 医療情報管理室について

県立中央病院の歴史とともに、診療実績も日々蓄積され、診療録を中心に、医療情報も莫大な量となりました。
医療情報管理室は、診療情報の適正な管理、運用を担い、日々業務に励んでおります。
21世紀を迎え、当院も電子カルテが導入され、その管理内容も随分と様変わり致しました。
この項をお借りして、代表的な業務内容についてご紹介いたします。

(1)病名、入退院情報のデータ作成、ならびに運用

入退院サマリーを基に、疾患データを作成、各種調査、学会報告等にデータを提供いたしております。

(2)診療録の監査

カルテ記載が適切かを、定期的にチェックし、各科へのフィードバックを実施し、より質の高い診療記録の作成を目指しております。

(3)DPCに関する業務

当院にもDPCが導入されました。

適切な病名コード記載が成されているかを定期的にチェック、検討しております。

ならびに、全国の病院間でのベンチマーク比較を実施し、当院の医療の質、収益性の向上に寄与すべく情報を提供しております。

(4)がん登録業務

県立中央病院は早い時期よりがん登録事業へ協賛していましたが、法制化に伴い、引き続き適正な登録業務を継続し、あわせて予後調査等の追跡調査も実施しております。

●院内がん登録とは (外部リンク:国立がん研究センターがん情報サービスのページに遷移します。)

●院内がん登録全国収集データの二次利用について

代表的な業務内容は上記の如くですが、その他、診療情報に関する実に多彩な業務を担っております。院内、院外の皆様にとって、有用な情報提供に努めて参る所存ですので、今後ともどうか宜しくお願い申し上げます。

医療情報管理部長   宮入泰郎

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