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スタッフの紹介
氏名 | 下田 栄彦(しもだ よしひこ) |
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役職名 | 中央手術部長、麻酔科長 |
出身大学(教室)・卒業年 | 岩手医科大学(岩手医科大学麻酔科)・昭和60年 |
所属学会・資格等 | 麻酔科標榜医(厚生労働省)、日本麻酔科学会(認定指導医・代議員)、日本蘇生学会(指導医・評議員)、日本心臓血管麻酔学会(認定指導医・評議員)、日本老年麻酔学会(指導医・評議員)、日本専門医機構(麻酔科専門医) |
氏名 | 三輪 明子(みわ あきこ) |
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役職名 | 中央手術部次長 |
出身大学(教室)・卒業年 | 東北大学・平成18年 |
所属学会・資格等 | 麻酔科標榜医(厚生労働省)、日本専門医機構(麻酔科専門医)、日本心臓血管麻酔学会(心臓血管麻酔専門医)、JB-POT(日本周術期経食道心エコー認定)、日本臨床麻酔学会 |
氏名 | 中野 美紀(なかの みき) |
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役職名 | 医療安全管理部次長 |
出身大学(教室)・卒業年 | 自治医科大学・平成19年 |
所属学会・資格等 | 麻酔科標榜医(厚生労働省)、日本専門医機構(麻酔科専門医)、日本麻酔科学会(麻酔科認定医・麻酔科指導医)、日本心臓血管麻酔学会(心臓血管麻酔専門医)、JB-POT(日本周術期経食道心エコー認定)、日本周産期麻酔科学会、日本区域麻酔学会、日本ペインクリニック学会 |
氏名 | 吉田 ひろ子(よしだ ひろこ) |
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役職名 | 参与 |
出身大学(教室)・卒業年 | 岩手医科大学(岩手医科大学麻酔科)・昭和59年 |
所属学会・資格等 | 麻酔科標榜医(厚生労働省)、日本麻酔科学会(麻酔科認定医・麻酔科専門医)、日本ペインクリニック学会、日本老年麻酔学会、日本臨床麻酔学会 |
氏名 | 鈴木 雅喜(すずき まさき) |
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役職名 | 参与 |
出身大学(教室)・卒業年 | 岩手医科大学(岩手医科大学麻酔科)・昭和61年 |
所属学会・資格等 | 麻酔科標榜医(厚生労働省)、日本麻酔科学会(麻酔科認定医・麻酔科専門医・麻酔科指導医) |
氏名 | 布川 雅樹(ぬのかわ まさき) |
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出身大学(教室)・卒業年 | 岩手医科大学(岩手医科大学麻酔科)・平成9年 |
所属学会・資格等 | 麻酔科標榜医(厚生労働省)、JB-POT(日本周術期経食道心エコー認定) |
氏名 | 鈴木 桂子(すずき けいこ) |
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出身大学(教室)・卒業年 | 岩手医科大学(岩手医科大学麻酔科)・平成9年 |
所属学会・資格等 |
麻酔科標榜医(厚生労働省)、日本麻酔科学会(麻酔科認定医)、日本臨床麻酔学会、日本周産期麻酔学会、日本心臓血管麻酔学会、日本区域麻酔学会 |
氏名 | 村上 輔(むらかみ たすく) |
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出身大学(教室)・卒業年 | 秋田大学・平成28年 |
所属学会・資格等 | 麻酔科標榜医(厚生労働省)、日本専門医機構認定麻酔科専門医、日本麻酔科学会(麻酔科認定医)、日本心臓血管麻酔学会、JB-POT(日本周術期経食道心エコー認定)、J-RACE |
氏名 | 佐藤 陽香(さとう はるか) |
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出身大学(教室)・卒業年 | 岩手医科大学・平成30年 |
所属学会・資格等 | 日本麻酔科学会(認定医)、日本臨床麻酔学会、日本ペインクリニック学会、日本心臓血管麻酔学会 |
氏名 | 及川 健人(おいかわ けんと) |
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出身大学(教室)・卒業年 | 岩手医科大学・平成31年 |
所属学会・資格等 | 日本麻酔科学会(麻酔科認定医)、麻酔科標榜医(厚生労働省) |
氏名 | 門口 奈央(かどぐち なお) |
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出身大学(教室)・卒業年 | 岩手医科大学・令和3年 |
所属学会・資格等 | 日本麻酔科学会 |
氏名 | 折居 紗也(おりい さや) |
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出身大学(教室)・卒業年 | 岩手医科大学・令和3年 |
所属学会・資格等 | 日本麻酔科学会 |
氏名 | 佐藤 航(さとう こう) |
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出身大学(教室)・卒業年 | 岩手医科大学・令和3年 |
所属学会・資格等 | 日本麻酔科学会、日本区域麻酔学会 |
氏名 | 長谷川 麻朱(はせがわ あさみ) |
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出身大学(教室)・卒業年 | 岩手医科大学・令和3年 |
所属学会・資格等 | 日本麻酔科学会 |
氏名 | 吉田 創(よしだ そう) |
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出身大学(教室)・卒業年 | 東北医科薬科大学・令和4年 |
所属学会・資格等 | 日本麻酔科学会 |
氏名 | 田畑 幸大(たばた こうだい) |
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出身大学(教室)・卒業年 | 東北医科薬科大学・令和4年 |
所属学会・資格等 | 日本麻酔科学会 |
診療内容
コロナ禍前、当院の手術症例は右肩上がりで、2018年には総手術件数5,766件(麻酔科管理4,511件、局所麻酔1,255件)と過去最高を記録していました。
しかし、2020年4月のコロナ緊急事態宣言発出以降、コロナ感染流行の波に応じて断続的に手術室稼働を制限せざるを得ない状況になりました。通常12列運用のところ感染流行の度合いを見定めながら6列、8列、10列運用などに制限して、院内の空床確保や病院全体のスタッフ確保に繋げました。
その結果、2020年5,407件、2021年5,250件、2022年4,965件と手術件数は減少してきました。2023年2月、コロナ流行第8波収束を見据え通常運用に戻した後は、手術症例数は増加に転じました。
コロナ禍前は多くの手術症例に対応するため12室をフル活用で運用していましたが、コロナ禍の手術制限により、スムーズな手術室運営を行うための有効な手段を見出しました。
診療科ごとの手術枠(列)を定め、緊急手術対応できる手術室を必ず1~2室空けておく方法です。他の大規模施設では既に行われていたことですが、当院ではコロナ禍の手術制限をきっかけにやっと踏み出すことができました。これによって、より迅速な緊急手術対応が可能になっています。
近年、医療技術の進歩は凄まじく、手術患者さんの安全のためのモニター、手術侵襲を減らすためのハイブリッド手術や内視鏡手術、様々な手術器械の進歩には目を見張るものがあります。
これらを有効かつ最大限に活用するために、麻酔科医、外科医、看護師に加え、臨床工学技士、放射線技師、薬剤師、医療クラーク、看護補助者など、様々な職種のエキスパートが中央手術部には揃っています。
麻酔科医の最大の使命は、患者さんの安全管理です。手術が安全に受けられるように、入院前から様々な準備を行う手術準備外来、手術前にはデータチェック、外科医とのカンファランス、必要時には専門科への紹介や相談、患者さんとの面談など十分な準備をして麻酔に臨みます。患者さんの状態を評価したうえで、手術術式や手術内容によって麻酔方法を選択します。
新生児から高齢者まで、手術中の痛みをとり、手術に伴う身体的・精神的苦痛を最小限にするように麻酔管理をしています。刻々と変化する患者さんのバイタルサインに迅速に対応しながら、手術侵襲から患者さんを守るのが麻酔科医の役割です。
麻酔前には十分なインフォームドコンセントを心がけています。手術中は勿論、手術後も患者さんが快適に過ごせるような術後疼痛管理も行っています。硬膜外鎮痛、鎮痛薬の持続静注(PCA:patient controlled analgesia)、エコーガイド下神経ブロックなどです。
2023年から多職種(麻酔科医・看護師・薬剤師)でチームを組むAPS(acute pain service)がはじまり、より質の高い術後疼痛管理を目指す活動も開始されました。
平日は毎日APSチームで手術直後の患者さんを回診し、適切な疼痛管理と手術患者さんのQOL向上のためのお手伝いをしています。
岩手県立中央病院が、手術を受けられる患者さんにとって最適の環境になるように、麻酔科医のみならず関係するスタッフが一丸となって努力しています。