臨床検査技術科の理念

患者・他部門から信頼され必要とされる開かれた検査部づくりを目指します!

臨床検査技師長 佐藤 了一

 当検査科は「病院機能に見合った患者視点での運営と働きやすい職場環境づくり」を目標に「開かれた検査室」を目指し、良質な検査データの迅速な提供、各種チーム医療への参画、生理検査等の業務拡大による医師業務の負担軽減等に取り組んできました。しかし、患者・他部門からは未だ閉鎖的イメージがありました。

 そこで、平成27年度からは多職種連携の推進を視野に「その日の診察に間に合う検査結果の報告」、「臨床検査技師による検査説明」、「検査部紹介コーナーの設置」、「検査技師による採血業務の推進」、「パニック値報告とその後の経過検証」、更に平成29年度からは等にも取組んでおります。

<臨床検査技術科重点事項>

(1) 精度管理の強化と迅速な検査データの提供:その日の診察に間に合う検査結果の報告

(2) 医療事故・検査過誤防止の徹底:パニック値報告とその後の検証

(3) 効率的業務の運営:オールラウンド技師の育成とバックアップ体制の確立、医師・看護業務支援・多職種連携の推進(採血・検体採取、検査説明、病棟・外来担当検査技師制、病棟業務支援等)

(4) 医療チームとしての役割を担う検査技師と学術研鑽(キャリアデザインの推進):専門性の向上と認定資格の取得・更新の支援、接遇・コミュニケーション能力の向上

(5) 生き甲斐が持てる働きやすい職場環境作りの推進

認定技師等一覧(令和2年3月現在)

感染制御認定微生物検査技師 1名 
乳房超音波講習会(JABTS)B判定 1名
超音波検査士(循環器領域) 7名
超音波検査士(消化器領域) 4名
いわて糖尿病療養指導士 3名
認定病理技師 2名
国際細胞検査士 2名
細胞検査士 7名
認定病理技師 1名
特定化学物質作業主任者 3名
有機溶媒作業主任者 1名
二級臨床検査技師(循環生理学) 1名
緊急検査士 4名
日本救急検査認定技師 1名
認定心電検査技師 1名
認定輸血検査技師 3名
認定血液検査技師 1名

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