診療放射線技師を目指す方へ

1.診療放射線技師になるためには

  • 生理学や解剖学などの医学知識だけでなく、画像を作るための電子工学やコンピュータの知識など、さまざまな知識が必要となります。好奇心が旺盛で、新しいことに取り組むチャレンジ精神を持つ人に、特に向いていると思います。
  • 「放射線」という特殊なものを人体に対して使用するため、技術に対してだけでなく、人に対してきちんと向き合う責任感と高い注意力も求められます。
  • 近年は、乳がん検診やマンモグラフィ検査などの女性に対する検査ニーズが高まっているため、女性技師の需要が高くなっています

2.診療放射線技師を目指せる学校一覧

3.臨床実習について

 学生を対象とした臨床実習を受け付けています。各種検査の特徴や流れ、患者接遇などについて実際の検査に付き添って実習していただきます。病院見学も随時受け入れています。

【臨床実習実績】平成30年度 実習スケジュール(全14週)

4.キャリアアップ支援について

 ジェネラリストとして幅広く知識・技術等を習得したら、次はスペシャリストとして特定の専門分野における知識や能力を身に付けます。中央病院では専門・認定資格の取得に係る費用を負担し、キャリアアップを積極的に支援しています。

【専門・認定資格(一部)】
・医学物理士
・第1種放射線取扱主任者
・放射線治療専門放射線技師
・上級磁気共鳴専門技術者、磁気共鳴専門技術者
・検診マンモグラフィ撮影技術認定技師
・X線CT認定技師
・血管撮影・インターベンション専門診療放射線技師
・救急撮影認定技師
・医療情報技師、医用画像情報専門技師
また職員の資質の向上を図るため、専門資格職員の効率的な配置、キャリアデザインに応じた人材の育成を行っています。各種学会への派遣や、様々な学会・研修会の開催も行っていま。学会発表等も数多く行っており、その準備や発表時のサポートも行っています。

 

【学会派遣実績(一般)】

・日本放射線技師学会総会学術大会
・日本診療放射線技師学術大会
・日本臨床救急医学会総会・学術集会
・日本磁気共鳴医学会
・全国自治体病院学会
・日本核医学技術学会総合学術大会
・日本放射線腫瘍学会学術大会
・日本脳神経血管内治療学会
・東北放射線医療技術学術大会

 

【主な県立病院放射線技師会主催の学会・研修会等】

・岩手県立病院放射線技師会画像研修会
・岩手県立病院放射線技師会新採用者研修会
・岩手医用画像研究会
・岩手県立病院放射線技師会学術大会
・放射線治療技術実務研修会
・CT実務研修会
・乳房撮影と乳房撮影装置の精度管理実務研修会
・MRI実務研修会
・放射線計測実務研修

 

【令和元年度学会発表実績(一部)】

・全国自治体病院学会
「アブレーションにおける3Dロードマップのマッチング精度向上の試みと画像表示の改良」
・日本磁気共鳴医学会大会
「当院装置における頭部T2W FLAIRの分割数およびEcho Train Lengthとコントラストの関係」
・日本脳神経血管内治療学会学術総会
「頸動脈狭窄症に対してCAS施行後の血流評価にASLを用いた症例」
「血栓回収療法での時間短縮に向けた取り組みと臨床的転機改善効果について」
 ・東北放射線医療技術学術大会
ASL法と脳血流SPECTCBF値の比較」
・医用画像情報の管理・運用における実務者向けセミナー
 「「医用画像情報専門技師の取り組み」~情報システムリプレイス構想から実践まで~」
・北奥羽放射線治療懇話会
 「当院での放射線治療業務における医療安全への取り組み」
 ・岩手医療情報研究会・岩手CT研究会共催会
 「CTの線量の管理記録について」
・岩手県診療放射線技師会学術大会
 「心臓CTにおける逐次近似再構成法FIRSTの画質向上効果の検証」
 「脳血管内治療に用いる投資条件の比較検討」

 

5.先輩技師からのメッセージ

〇山本真由技師(新潟大学出身、2014年入職)

X線CT認定技師を取得し、CT室ではリーダー的存在として検査を行うだけでなく、後輩指導も積極的に行っています。

 

〇平一馬技師(弘前大学出身、2013年入職)

岩手県ではたった4人と非常に少ない血管撮影・インターベンション専門診療放射線技師の資格を取得し、現在は血管撮影室・被ばく管理のスペシャリストとして頑張っています。

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