感染管理認定看護師

福田 祐子・菊地 努

感染管理認定看護師は、全ての患者さん・病院にいらっしゃるご家族や面会者、職員を感染症から守ることが使命です。院内には感染対策を担当する部門があり、医師・看護師・薬剤師・臨床検査技師・事務担当者など多職種からなるメンバーとともに、感染対策活動を実施しています。主な業務として、院内巡視やデータ収集による各部門の感染対策実施状況の確認、様々な感染症を持った患者さんの感染対策、職員教育などを行っております。その他にも他施設や保健所と連携して、地域での感染対策の向上にも努めています。職員、患者さん・ご家族、地域の皆さまも、ご理解・ご協力をお願いいたします。


皮膚・排泄ケア認定看護師

十文字 晴美・熊谷 久美

創傷・褥(じょく)瘡(そう)(床ずれ)、ストーマ、失禁などのスキンケアを専門に、褥瘡対策・栄養サポートチームの一員として多職種協働のチーム医療を提供できるよう活動しています。看護専門外来(スキンケア)は、皮膚や傷のケア・ストーマケア・尿失禁便失禁などの排泄ケアについての相談を受けております。20年以上続くストーマの患者会(すみれの会)は毎年7月第1火曜日に開催しています。入院中・外来でのケア・退院後の在宅訪問までお気軽にご相談ください。 


集中ケア認定看護師

集中ケア:松村 千秋

救急看護:佐藤 加代子・高野 千佳

クリティカルケア:佐々木 謙一・三浦 駿・石川 拓弥

当院は高度急性期病院であり、不慮の事故や疾患による重症な患者さん、侵襲の大きな手術を受ける患者さん、急激に健康状態の破綻をきたした患者さんが多く入院されます。そのような患者さんに対し、専門的な知識と熟練した観察技術、質の高い看護技術を用いながら、患者さんの病状悪化の回避や早期回復への援助を行います。状態悪化のサインに早く気づき、対処ができるように24時間365日対応可能な院内迅速対応チーム(RRT)の一員としても活動しています。少しでも早く、患者さん一人ひとりが自分らしい生活を取り戻せるよう、スタッフ一丸となって看護致します。またクリティカルケアに関する知識や看護技術など相談や研修にも対応しています。どうぞお気軽にご相談ください。 


糖尿病看護認定看護師

高橋 雅代

糖尿病は、食事・運動・薬物療法が治療の柱であり、合併症の予防や悪化を防止する為に治療・療養を続けることが重要です。糖尿病を抱える患者さん一人ひとりの生活や思いを尊重し、生活の中に糖尿病治療を取り入れられるよう支援させて頂きます。また、糖尿病療養支援外来では、糖尿病性腎症による透析の予防や、末梢神経障害による足のトラブル予防を目的としたフットケアも行っています。是非お気軽にご相談ください。

 


緩和ケア認定看護師

小笠原 章子・熊谷 真紀・畑山 賢

緩和ケアとは、病気による心と身体の苦痛をやわらげ自分らしい生活を送れるようにするケアです。がんや終末期に限らず、病気とともに生きる患者さんやご家族にはたくさんの苦痛や悩みが伴います。患者さんやご家族が様々な選択をし、悩みながらも前を向いていくことを支えながら、多角的な視点を持ち、一人ひとりがその人らしく生きることをお手伝いしたいと思っています。 誰にも相談できずに我慢したり、困っていることはございませんか? 患者さんやご家族がはなしてみよう、聞いてみようと気軽に相談できる環境を目指しています。どうぞお気軽に声をかけてください。


がん化学療法看護認定看護師

佐々木 貴子

がん化学療法の目的には「治療」「延命」「症状緩和」「QOL改善」があります。患者さんが正しい情報を得て、治療の選択ができるようにサポートしていきます。看護師には、患者さんやご家族にとって安全な治療環境を整え、治療による副作用の苦痛を最小限に抑える役割があります。抗がん薬の安全な取扱い、適切な投与管理、副作用症状についてのマネジメントなど、院内の多職種と連携しながら、患者さんやご家族のケアや支援をさせていただきます。がん化学療法や副作用に関すること、ウイッグの選択などの外見ケア(アピアランスケア)などお困りなことがあれば、お気軽にご相談ください。


がん放射線療法看護認定看護師

似内 美紀

放射線治療は3大がん治療の一つといわれていますが、「放射線=よくわからない・怖い」という漠然としたイメージから、不安な気持ちで治療をされている方も多いと思います。そこで、令和3年度から放射線看護専門外来を開設し、放射線治療を受ける様々ながんの患者さんとご家族の不安と苦痛が軽減されるよう、お一人一人に合わせた処置や、心のケアを大切に対応する時間と場所を設けております。具体的には、治療中の副作用の出現した場合のケアだけでなく、治療前から症状の軽減と予防に努め、患者さん自身が無理なくできるケアの支援や痛みのコントロールのお手伝いなど行っています。不安な時、お困りの際は、遠慮なくご相談ください。


認知症看護認定看護師

伊藤 啓一郎・小笠原 梓

認知症は、高齢者の増加に伴い増えている病気です。しかし、認知症になると何もわからなくなるわけではありません。周囲の理解と適切な対応があれば、認知症になっても自分らしく過ごすことができます。認知症看護認定看護師は、治療のため入院となった患者・家族に対して、認知症の症状が悪化することなく入院生活を送ることができ、治療が終わったら住み慣れた地域に戻ることができるよう活動をしています。多職種で構成された「認知症ケアチーム」の一員として、病院内ラウンドを通して、認知症の有無に関わらず認知機能低下のある患者・家族の困りごとや、認知症ケアにおけるスタッフからの相談に対応しています。認知症のケアについて困ったことがありましたら、是非ご相談ください。


手術看護認定看護師

遠藤 満

手術は患者さんにとって大きな決断となり、なおかつ、手術前、手術中、手術後、そして日常生活に復帰されるまでの過程があります。その中で手術看護認定看護師は、身体的、心理的側面から患者さんを総合的に判断し、多職種と連携しながら、早期回復、合併症予防に向けた看護を提供できるよう努めています。また手術後は「術後疼痛管理チーム」の一員として、術後早期に離床ができるよう、痛みや吐き気のコントロールに対する支援を行っています。手術に対して不安な時、お困りの際は是非ご相談ください。


摂食・嚥下障害看護認定看護師

佐藤 智恵子

「食べる」ということは生きていく中での楽しみや喜びのひとつです。高齢化社会に伴い、摂食嚥下障害を抱える方も増加しています。摂食嚥下障害看護認定看護師は、摂食・嚥下の機能評価、食事内容や摂取方法、口腔ケア方法等を判断し、誤嚥性肺炎や窒息、低栄養・脱水などの予防や改善を行います。患者さんの「食べたい」という気持ちに応えられるよう現在は摂食嚥下支援チームの一員として、多職種でのカンファレンスを実施し、一人でも多く安心・安全に食事を摂取出来るよう活動しております。摂食嚥下障害に関する相談はいつでも受け付けておりますので、困ったときは是非ご相談ください。


がん看護専門看護師

工藤 穂奈美

がん看護専門看護師の役割は、患者さんの身体的・精神的な苦痛を理解し、患者さんやご家族に対してQOL(生活の質)の視点に立った水準の高い看護を提供することです。患者さんとご家族にとってその人らしい生活を大切に過ごせるよう、緩和ケアチームの一員として活動しています。また、看護専門外来は、病気や治療に関する不安や悩みについてお話を伺い、多職種と連携を図りながら相談支援を行います。お気軽にご相談ください。

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