臨床検査技術科
検査説明について
検査科では「臨床検査技師による検査説明」を2014年10月から実施しています。
血液検査・尿検査等について、検査の目的・略語・基準値・検査結果の読み方・・などなど、聞きなれない検査項目についての説明をいたします。
(ただし、診断や治療等に関わる説明はできません)
もちろん費用はかかりません。説明時間等、ご要望に沿い対応いたします。お気軽にお申し出ください。
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検査説明Q&A
実際に質問の多かった上位3位の内容について紹介いたします
Q: 検査項目の内容・略語・記号の意味について知りたい!!(ASTなど)
A: AST(アスパラギン酸アミノトランスフェラーゼ)は酵素の一種で、ASTを調べる事で肝臓にどの程度の障害が起きているかを知ることができます。この他にALT、D-Bil、BNP、腫瘍マーカーと多くの検査項目についての質問が多く寄せられています。気になる検査項目に関して、それぞれお答えしています。
Q: 検査項目で「H」、「L」はどのような意味?
A: 「H」、「L」の付いた項目は検査結果が基準値より「高い値」や「低い値」を示します.基準値は健康と思われる人が検査した際、95%の人の検査結果が入るよう設定されております。そのため、個人差などの影響で基準値から多少外れてしまうこともあれます。
Q: いつも診察前に何本か採血をしてるけど何を調べてるの?
A:検査には生化学(肝機能検査,腫瘍マーカー など)、血算(貧血の程度な ど)と検査の項応じて、採血管の種類は分けられています。
また、採血量が正確に決められている検査では、ダミーの採血管を使用することで本数が増えることもあります。