高度医療
- 高精度放射線治療(IMRT.SRT.SRS.SBRT)
- 胸腔鏡下肺葉切除(VATS10 bectomy)
- 腹腔鏡・内視鏡合同手術(LECS)
- 植込型補助人工心臓による重症心不全の治療(VAD)
- 弓部大動脈瘤に対するステントグラフト内挿術(TEVAR)
- 脳神経超音波
- 植込み型心電図記録計(ICM)
- 内視鏡的粘膜下層剥離術(ESD)
- 経皮的ラジオ波焼灼術(RFA)
- 悪性消化管閉塞に対する金属ステント留置術(EMS)
- 皮下植込み型 除細動器(SICD)
- リードレスペースメーカー
- 心房細動に対するクライオバルーンアブレーション
- 内視鏡を使った外科手術
- 血栓溶解療法(t-PA静注療法)
- 血管内治療(血栓回収療法)
皮下植込み型 除細動器(SICD)
植え込み型除細動器は、突然心停止の原因となる不整脈(心室細動、いわゆる心臓まひ)の発生時に心臓に電気ショックを送り、心臓が身体に血液を送り出せるように正常な心拍に戻す機器です。植込み型除細動器は、皮下植込み型除細動器(S-ICD)システムと経静脈ICDシステムの2種類があります。皮下植込み型除細動器(S-ICD)システムは、わきの下に植込まれた本体と、皮下に留置された1本のリードを使って、電気ショックによる救命治療を行います。経静脈ICDシステムでは、静脈を通してペーシング用リードを心臓内に留置する必要があります。S-ICDは、本体とリードが心臓や血管に触れないため、植込みによる合併症の発生率が経静脈ICDシステムよりも少ないという利点があります。こちらも病状に応じて従来の経静脈ICDシステムと使い分けを行っています。